ホットトイズ 【ムービー・マスターピース】 『アイアンマン』 1/6スケールフィギュア アイアンマン・マーク1(2.0版)■




























本商品のベースとなっている「ムービー・マスターピース アイアンマン・マーク1」はおよそ3年前のアイテムですが、今も尚クオリティは一級品です。
マーク1の無骨なフォルムとボリューム表現は勿論、各部装甲には廃材感溢れる寄せ集めの雑多な様子が見事に表現されています。
また可動素体と衣装、そして装甲による多重構造は、他バージョンのスーツには無い“装着感”をこの上なく感じさせてくれます。
そういった点ではアイアンマンシリーズで最も“パワードスーツ感”が強いアイテムと言えるでしょう。
可動の際の干渉もマーク1としては大きなプラス。 “装甲が邪魔で想う様に動かせない”という一般的にはマイナスな部分も
このマーク1ではキャラクター性と機会的な構造表現にこの上ない印象付けに一役買っています。
勿論アクションフィギュアは動かしてナンボの物ではありますが、マーク1に限ってはこういった“制限”も味になります。
また可動に連動したフレーム部の可動や、全身に張り巡らされているケーブルの束の存在により
マーク1の可動に機械的な説得力&演出もプラスされるので、可動域はイマイチでも可動ギミック自体は他スーツにも負けない位楽しめます。
アイアンマンシリーズ恒例の発光ギミックや内蔵武装ギミック等も搭載されているので、ギミック面での迫力も十分と言えるでしょう。

今回の2.0版ではトニーヘッドの新造により、全体の完成度も更にアップしています。
マーク1唯一の弱点とも言われていたヘッドパーツの改修は、それだけで効果抜群。 現行の最新アイテムと並べてもなんら遜色の無い出来です。
装甲パーツの彩色表現も旧版から更にパワーアップしている様で、複数の金属表現から溶接、錆、塗装ハゲ、ダメージ等の
部位毎に異なる様々な質感&カラーをより自然でリアルな形で表現しています。 汚し塗装特有の“クドさ”も薄まっています。
また火炎放射用エフェクトや専用ジオラマ風台座等の追加により、元々交換用ハンドパーツ位しかなかったマーク1のプレイバリューがグッと高まっています。
ただノーマルタイプのディスプレイベースが省略されてしまっていた点は、個人的には大きなマイナスです。
ジオラマ風台座は単体では良いのですが、他アイテムと一緒に並べるとなるとなると、周りから浮いてしまい、イマイチ統一感に欠けます。
ここはマーク6の様にジオラマ風台座とは別に、通常のディスプレイベースも用意してもらいたかったところです。

しかし旧版を買い逃して悔しい想いをしていた身としては、どういった形でも再度リリースして貰えたというだけで万々歳であることは違いありません。
常に最新技術を用いて新たなクオリティを目指すホットトイズ的には珍しい試みではありましたが、こういった方向性のアイテムも十分アリですね。
新規参入ファンへの救済企画という意味も込めて、過去の傑作アイテムに再度スポットが当てられることを期待しています。

     
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2012/09/11