バンダイ 聖闘士聖衣伝説 ジェミニサガ■


劇場公開作品『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』を本格フィギュアとして立体化する
バンダイの聖闘士聖衣(セイントクロス)新シリーズ『聖闘士聖衣伝説(セイントクロスレジェンド)』誕生。
従来のデザインから大きく変化した、『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』(以下、LoS)版聖衣の独自の緻密なディテールを再現すべく
聖闘士聖衣シリーズ最大の特徴である聖衣(鎧)パーツの着脱と、オブジェ形態への組み換えギミックをオミット。
聖衣の造形&質感と聖衣装着状態のプロポーション表現に特化した、新クロスブランドです。

新シリーズ第一弾は双子座の黄金聖闘士ジェミニサガ。
前述の通り、聖衣パーツの着脱ギミックはオミットされており、ボディは可動素体と聖衣パーツが一体となった構造です。
一体構造となったことで、聖衣パーツのずれやポロリ問題は一切無く、安定性がグッと増しています。
肝心のプロポーションや各部造形は、CGモデルそのままといった仕上がりに。
着脱ギミックがオミットされたことで、どっしりとした体型や太めの手足もしっかりと表現されています。

聖衣パーツの素材は、神話シリーズから変わらずにダイキャストパーツとプラパーツを使用。
ダイキャスト使用箇所は胸、肩(上部&背部パネル)、前腕、腰、脛、足。 上腕、腹、太腿等はプラパーツです。
神話シリーズと比べて、金属使用比率は若干減っていますが、本体サイズが神話シリーズよりも大きい
全高:約200mmの為、重量感は神話シリーズを大きく上回っています。
胸と肩にはクリアパーツを使用し、独自の質感を表現。 胸のエンブレムの中には双子座の彫刻が再現されています。
聖衣へのメッキ加工はお手の物。 LoS版ジェミニの聖衣の最大の特徴であるツートンカラーをはじめ
ディテール毎の細かな色分けも徹底再現されており、非常に美しい仕上がりです。

マントはプラパーツ製。 左右のマントは肩側と背中側で2分割されており、腕周りの可動に干渉しない構造となっています。
ちなみにマントは聖衣に固定されており、取り外すことはできません。
設定的に固定がデフォのようですが、できれば取り外した状態も見てみたかったです。

本商品の初回出荷分には「聖闘士聖衣神話EX ジェミニサガ 〜LEGEND of SANCTUARY EDITION〜」購入券付属キャンペーンとして
劇場版のカラーリングをイメージしたスペシャルカラーの「聖闘士聖衣神話EX ジェミニサガ」が、先行して手に入る購入券が付属しています。
後日受注販売も予定されているとのことですが、今回の先行受注の状況では取り止められる場合もあるそうです。
(↑画像ロールオーバー)










サイズ比較

聖闘士聖衣神話EX ジェミニサガ」との比較。
従来の神話シリーズから、大きくサイズアップを果たしています。
聖闘士聖衣(セイントクロス)シリーズとしての統一感には欠けますが、精密な装飾を再現するとなるとこの位のサイズが丁度良いのかもしれません。



可動箇所&各部ギミック

首:4重(頭部側:ロール+前後スイング+ロール&胴体側:ボールジョイント) 胸:ボールジョイント。 腰:ボールジョイント。
股:ボールジョイント。 太腿:横ロール。
後ろ髪は神話シリーズと同様に、首ジョイントパーツを通して首に固定されています。


肩アーマー:4重(上下スイング&折りたたみ式2重スイング&ボールジョイント) 前後側面部各パネル:上下スイング。
肩アーマー側マント:ボールジョイント。 背部アーマー側マント:上下スイング。
マントは肩、胴側でそれぞれ可動するようになっていますが、可動域は後ろ側に開く程度で
神話EX版のマントのように横方向に大きく靡かせるような表情付けはできません。


肩:2重(ボールジョイント&横スイング) 上腕:横ロール。 肘:2重スイング。 手首:3重(横ロール&スイング&ボールジョイント)


腰部フロント&リアアーマー:各2重スイング。 腰部サイドアーマー:3重(2重スイング&ボールジョイント)


膝:2重スイング。 足首:3重(横ロール&前後スイング&横スイング) つま先:上下スイング。



付属品&各ギミック

オプションハンド×4種(右手×4、左手×4) 手甲パーツ×1セット
フェイスパーツ×2種、フルフェイスマスク、ヘルメット


ハンドパーツは握り手、表情の異なる3種類の平手の計4種類付属。
手甲パーツは1セットのみの付属で、ハンドパーツの交換時には差し替えの必要があります。
できれば、神話シリーズ同様にもう1セットほしかったところです。


フェイスパーツは通常、叫び顔の2種類付属。
元がCGモデルなだけあり、再現度は非常に高いです。
ただ劇中イメージ的には"ゲス顔”がデフォのようなキャラだったので、その表情も欲しかったところです。


髪パーツとの差し替えでヘルメットも装着可能。
サイズの関係から、神話シリーズのようにただ被せるのではなく
ヘルメットを一度左右に分割して、フェイスパーツを挟み込むように装着します。
これによりヘルメットのサイズ感及び装着感が良好に。 少々手間ですが、効果は抜群です。


フェイスパーツの差し替えにより、フルフェイスマスク状態も再現可能。





























新たな聖闘士聖衣シリーズ『聖闘士聖衣伝説(セイントクロスレジェンド)』誕生。
従来の聖衣パーツの着脱とオブジェ形態への組み換えギミックをオミットすることで
LoS版聖衣の独自の精密なディテールと質感、体格の良いLoS版独自のプロポーションを表現しています。
聖衣パーツの着脱ギミック関連の省略は、聖闘士聖衣シリーズとして見ると少々寂しいものがありますが
デザインが複雑で、プロポーションも装着ギミック向きではないリアル気味体型のLoS版を立体化するとなると、この位割り切った仕様が合っていると思います。
まずオブジェ形態の露出が殆ど無いので、全く馴染みがありませんし(見てはみたかったですが)

造形とスタイル表現に特化しただけあり、その再現度は抜群。
複雑なLoS版双子座の聖衣を完全再現。 左右非対称のディテールやマントは勿論
漫画やアニメでは表現しきれない多彩な色が使われている、複雑なカラーリングをメッキカラーで見事再現しています。
更にクリアパーツを使用しての質感&多重構造表現も加わっており、この造形及び彩色は本当に美しいです。
聖闘士聖衣シリーズでは欠かせない、ダイキャストパーツも多数使用されており、その質感は従来の聖闘士聖衣シリーズに引けを取りません。
また外装パーツと可動関節が一体になったことで、外装パーツのポロリとズレ問題も無し。 このボリューム&重量なのに安定感抜群です。
不満点を挙げるとすれば、フェイスパーツの表情のチョイスと、マントパーツの固定といったところでしょうか。

従来の聖闘士聖衣シリーズとは統一されていないボディサイズに関しては、個人的にはそれ程気になりませんでした。
複雑なディテールの造形と彩色表現が、今回のサイズアップに一番影響していると思いますが
それを踏まえずにもしサイズを統一しても、結局は漫画&アニメ版とCGモデル版とではプロポーションが異なるので
アンバランスなことに変わりなかったでしょう。
それだったら今回のように統一感は無視して、商品としてのボリュームと造形に特化した方が
LoS版聖闘士を魅力的に表現する上で効果的であると考えます。
なにせLoS版聖闘士は元のデザインコンセプト的にも、聖闘士聖衣伝説の商品コンセプト的にも
従来の聖闘士星矢からはかけ離れているので、最初からLoS版として独立した1アイテムとして見るのが一番良いかと。
S.I.C.でお馴染みの安藤賢司氏が聖衣デザインに関わっていることもあり、宛ら「聖闘士星矢版S.I.C.」といった感じでしょうか。
従来の聖闘士聖衣シリーズとは様々な面で異なりますが、この造形とメッキ技術は一見の価値ありです。

今後のシリーズ展開に関してですが、劇中の各キャラの活躍度を考えると
黄金聖闘士や主人公の青銅聖闘士が全て出揃うといったことはまず無さそうです。
現在、主人公の星矢とアイオロス、デスマスクあたりが予定されているとのことですが、それ以降は厳しいかも。
個人的に作品の評価は兎も角、CGモデルで細かい部分までガシャガシャと動くLoS版聖衣自体は気に入っているので
是非とも聖闘士聖衣伝説には頑張ってもらいたいと思っているのですが。

     
プレミアム バンダイ(魂WEB)
-TOP-

2014/11/03