■バンダイ ROBOT魂<SIDE MS> 『機動戦士ガンダム00』 エルスクアンタ■


2012年07月06日〜2012年10月09日の期間、「魂ウェブ商店」にて販売された受注生産品。
『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』より、ダブルオークアンタがELS(エルス)と融合した姿「ELSクアンタ」をROBOT魂で立体化。
パッケージや説明書なども商品化に伴い、ROBOT魂のフォーマットでオール新規で作り起こされています。
(↑画像ロールオーバー)




ELSにより再構築されたボディは勿論、印象的な背部の8本の触手も含め完全新規作り起こし。
頭部やボディはギリ元のクアンタの面影を残していますが、そちらも当然新造品です。

本体はROBOT魂シリーズでお馴染みの、ABS・PVC・POMの複合素材で構成。
元のクアンタで言うところの各部コンデンサー及び頭部センサー、背部の触手はクリアパーツで再現。
「ROBOT魂 ダブルオークアンタ」では単にクリアパーツをはめ込んでいるだけでしたが
今回はコンデンサーの内側をシルバーによる塗装で色付けしており、質感は勿論、明るさもグッと増しています。
また一部には内部ディテールを確認できる部分もあります。 やっぱりそこもELSなのかな?

ボディカラーはパールカラーを基調とした全塗装により再現。
腰や足、背部触手にはグラデーション塗装が加えられており、有機的なイメージを強調しています。
頭部ツインアイはメタリックカラーで存在感十分。 顎は最新アイテムらしく、別パーツ化しています。
彩色は細かい部分も含め非常に綺麗な仕上がりで、パールカラーとグラデーションによる色合いも抜群です。
その分頭部や腕、脚の正面にバッチリと残るパーティングラインはいつも以上に目に付きます。 ここはちょいと残念ですね。
(↑画像ロールオーバー)















可動箇所&各部ギミック

首:2連ボールジョイント。 肩:2重(ボールジョイント&横スイング) 肩アーマー:上下スイング。 右サイドアーマー:上下スイング。


上腕:横ロール。 肘:2重スイング。 手首:ボールジョイント。


胸:ボールジョイント。 腰:ボールジョイント。


股:2重(斜めスイング&ボールジョイント)


股のスイング機構はいつもの上下に可動するタイプではなく、斜めに可動します。
股を斜め前に移動させることで太股と胴体への干渉を防ぎ、膝立ち等のポージングが行い易くなります。


太股:横ロール。 膝:スイング。
膝関節はシンプルな1重スイング。 90°以上曲がりますが
ラストシーンの両膝立ちポーズを再現しようとすると、若干深さが足らなく感じます。


足首:上下スイング。 つま先:ボールジョイント。 爪:上下スイング。 踵:縦ロール。
足首の可動は上下スイングのみで、左右にはつま先と踵の可動を利用します。


背部の8本の触手は全てボールジョイントにより可動します。
触手の基部を形成している上下の太い触手は、それぞれ上下に可動します。
↑画像では基部を上方向に上げた状態です。 側面のボールジョイントタイプの触手はもっと上まで上がります。


全ての触手と基部を下方向に折り畳むとこんな感じ。
上の基部がそれ程動かないので、基部に関しては思ったよりも自由度は低いです。
側面の触手はボールジョイントなだけによく動きますが、全体のフォルムに合わせての調整となると、ある程度パターンは限られてくる様に思います。



付属品&各ギミック

オプションハンド×3種(握り手、平手、持ち手)、ELS×3種
ELS用ジョイント×3、ELS連結ジョイント、魂STAGE用ジョイント、専用台座×一式(画像省略)


エルスクアンタ用ハンドパーツは握り手、平手、持ち手の計3種類付属。
人差し指を突き出している様なハンドパーツが(↑画像右)、ELS連結ジョイントを保持できる持ち手です。


エルスクアンタと同スケール?の小型ELSが3種類付属。


ELS-漏斗タイプ-


ELS-角棒タイプ-


ELS-ナイフタイプ-


ELSに専用ジョイントを取り付けることにより、魂STAGEタイプの可動支柱にELS単体を直接取り付けられます(後部パーツとの差し替え)
魂STAGE(別売り)に対応した、本体用のジョイントパーツも付属。 股下に差し込んで使用できます。


ROBOT魂オリジナルギミックとして、ELSを手持ち武器の様に使える透明の連結ジョイントが付属しています。
ELSの組み合わせにより、杖や槍、剣等といった状態を作り出せます。
ただジョイントは単なるクリアパーツなので、持ち手が滑ってしまうのが難点。 少々持ちにくいです。


エルスクアンタ及び付属のELS3種をまとめてディスプレイできる“魂STAGE Act.5“が付属。
Act.5タイプの可動支柱が1本、Act.4タイプの可動支柱が3本付属しています。



































物語の最後を飾った印象的な機体ですが、登場シーンはエピローグのワンカットのみ
しかも全身が無数の花に取り巻かれた状態だった為、劇中の描写のみではエルスクアンタの詳細なディテールを確認することが出来ませんでした。
勿論同機の詳細は設定画や模型誌での作例等で以前より公開されていますが
通常のMSとは違う複雑かつ有機的なデザインの為、なかなか把握し辛い部分がありました。
やはり実際に立体物を目にするとしないのとでは大違い。 実際に手に取って見て、始めて触手の形状が分かりました。
その他にも皮膚の様な装甲や、元コンデンサーの処理等、様々な発見がありました。 こうした部分は立体物ならではの強みです。
クリアパーツと彩色によるカラーリング表現も非常に美しく、手にした時のインパクトは相当なものです。

と、そこまで(本体だけ)なら、お馴染みの“気合の入ったファンアイテム”止まりなのですが
付属品として初の立体化となるELS、更にそのELSを武器として使用できるシリーズオリジナルギミックが追加されたことにより
アクションフィギュアとしては少々扱い辛かったエルスクアンタを、分かり易く活躍させることが出来ます。
ELSを手に持たせれば武器に、周りに配置するとまるでソードビットです。 設定度外視、俺設定全開で楽しむことが出来ます。
こうしてちゃんと“遊べる要素”がプラスされているので、一アクションフィギュアとしても満足度の高い一品となっています。
前述の通り、可動やパーツの処理等で若干の粗も見受けられますが
受注生産アイテムながらもサービス精神がふんだんに詰め込まれていたという点は大きなプラスです。

     
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2013/01/08