バンダイ ROBOT魂<SIDE MS> -Ka Signature- 『ガンダム・センチネル』 ORX-013 ガンダムMk-V■


2013年04月25日〜2013年07月07日の期間、「魂ウェブ商店」にて販売された受注生産品。
『ガンダム・センチネル』より、「ガンダムMk-V」を新プロジェクト“Ka Signature”によりROBOT魂にて立体化。
パッケージや説明書なども商品化に伴い、オール新規で作り起こされています。
パッケージデザインは通常のROBOT魂フォーマットとは異なる、“Ka Signature”仕様の新デザインが採用されています。
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カトキハジメ氏と魂NATIONによる、レーベルの枠組みを超えた新プロジェクト『Ka Signature』
第6弾は『ガンダム・センチネル』より、ニューディサイズの首領ブレイブ・コッドの搭乗機「ガンダムMk-V」をROBOT魂で立体化。
ガンダムMk-V最新設定とカトキハジメ氏による徹底監修にて、魂ネイション2012アンケート第1位の機体が、更なる進化を遂げて商品化。

魂ネイション2012にて参考出品されたガンダムMk-Vの試作原型品をベースに、商品化にあたり全体をバージョンアップ。
全高はKa Signature×ROBOT魂の統一スケールである1/144スケールに合わせる為に、スケールアップ。全高:約160mm。
腕部や脚部はボリュームが増し、全体のシルエットをよりたくましく仕上げれています。
機体カラーリングは「ガンダム・センチネル」連載時の作例に合わせて、インディブルー系のカラーに変更されています。

本体の素材構成はROBOTシリーズお馴染みABS・PVC・POMの複合素材を使用。
外装パーツの殆どにABS素材を使用すことにより、従来のROBOT魂以上にシャープでカッチリとした造形が印象的です。
パーツの分割による色分けや塗り分けも徹底的に行われており、小さなノズルの内部や一部モールド、センサー等の塗り分けも細かく再現されています。
メインカラーのインディブルーやフレームのグレーといったカラーは成型色再現ですが、全身につや消し処理が施されているので
プラパーツ特有のテカリが抑えられており、落ち着いた良い色合いに仕上がっています。
頭部ツインアイ及び後頭部センサーはメタリックカラーを使用。 頬のダクトやバルカン砲口内も細かく塗り分けられています。
脚部のニューディサイズの頭文字マークをはじめとした、印象的な全身のホワイトマーキングはタンポ印刷にて再現されています。

カトキ氏リファイン&デザインには欠かせないオリジナル・マーキングは、デカールとして付属。
コスト削減の為か、GFFの様なプリントでのマーキング再現及びスミ入れはオミットされており
パッケージの様なオリジナル・マーキング仕様&スミ入れ状態を再現する為には、購入者自身での作業が必要です。
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可動箇所&各部ギミック

首:2重ボールジョイント。 胸:前スイング。 腰:横ロール。


胴体側肩関節:引き出し式前スイング。 腕側肩関節:2重(ボールジョイント&横スイング)


肩アーマー:上下スイング。 肩アーマー側面部アーマー:上下スイング。
上腕:横ロール。 肘:2重スイング。 手首:ボールジョイント。


腰部フロントアーマー:引き出し式ボールジョイント。 太腿部アーマー:ボールジョイント。
腰部フロントアーマーのボールジョイントは、基部を引き出すことにより、可動域を広げられます(↑左画像ロールオーバー)


股:2重(縦ロール&ボールジョイント) 太腿:横ロール。
股間接の横方向の開脚は↑左画像程度の位置が精一杯です。 この部分に限って言えば、昨今のアクションフィギュアとは思えない狭さです。


膝:2重スイング。 脹脛部ノズルカバー:上下スイング。 脹脛部ノズル:ボールジョイント。


脚部側面ノズル:ボールジョイント。
側面の大型ノズルは基部がボールジョイントで接続されており、上下の可動に加え、若干横方向へ広げることも可能です。


足首:2重(前後スイング&ボールジョイント) つま先:上下スイング。 踵:上下スイング。
足首のボールジョイントの保持は他の間接と比べ緩く、自立時はそこが原因でフラフラしてしまいます。
自立が不可能という訳では無く、重心の位置さえ把握してしまえば直ぐに対応できますが、それでもやはりこの緩さはストレスが溜まります。


ビーム・サーベルユニット基部:ボールジョイント。 インコムホルダー:展開可能。


バックパックメインノズル:ボールジョイント。 バックパック底部スラスターユニット?:前後スイング。


バックパックの左右のブロックを回転させることで、ビーム・カノン砲撃形態を差し替え無しで再現可能です。
上記の通り、ビーム・カノン(ビーム・サーベル兼用)砲身の基部はボールジョイントにて可動するので
ポージングに合わせて砲身の向きを自由に調整できます。
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付属品&各ギミック

ハンドパーツ×4種(右手×4、左手×4)、ビーム・ライフル、ビーム・サーベルグリップ×2、ビーム・サーベル刃×2
シールド、ケーブル付きインコムパーツ×2、インコム用中継ユニット×6、ミサイル・ポッド×2
魂STAGE用ジョイント、オリジナル・マーキング・デカール(画像省略)



ハンドパーツは握り手、平手、ライフル用持ち手、サーベル用持ち手の計4種類付属。


別売りの魂STAGEに対応したジョイントパーツも付属。 本体の股下に取り付けて使用します。
バイアラン・カスタムやボリノーク・サマーンでは保持が甘く、使い勝手の悪い物でしたが
本商品付属の物は本体にカッチリと固定され、接続したまま動かしてもそう簡単に外れることはありません。



ビーム・ライフル
ビーム・ライフルは勿論、ニューディサイズ仕様。 印象的な三つ又に分かれた銃身フレームをプラ素材でシャープに再現。
カラーリングは本体と同様、部分塗装とつや消し加工にて再現されています。
いつかMk-V専用ビーム・ライフルを装備した正式開発版?Mk-Vも拝んでみたいものです。



ビーム・サーベル
ビーム・サーベル展開状態は、本体側のビーム・サーベルグリップとビーム刃との組み合わせにより再現。
ビーム・サーベルのビーム刃はクリアパーツ再現。 ZZのごんぶとビームサーベル並のボリューミーなビーム刃です。
Ka Signatureブランドらしく、ビーム刃の色合いは薄め。
ハンドパーツで保持する際は、ハンドパーツ側のピンをグリップに差し込む形で固定する為
このボリュームでも難なく保持が可能です。 ヘタったりポロリすることもありません。



シールド
スラスターユニットが内蔵されたシールドブースター。 裏側のメカディテールは連載時の作例を彷彿とさせます。
カラーリングは本体と同様、部分塗装とつや消し加工にて再現。 タンポ印刷にて再現された各種マーキングも抜かりありません。


シールドは専用のジョイントパーツを用いて、前腕部マウントラッチへと取り付けます。
ジョイントパーツの固定位置は、シールド側のレールに沿って上下に移動が可能です。
更にジョイントパーツの向きと固定位置を変更することにより、腕側面側へシールドを移動させることも可能です。


設定通り、バックパック側のマウントラッチにも取り付け可能。



インコム
バックパックのインコムは、パーツの差し替えにより収納状態と展開状態の2形態を再現可能。
展開時インコムはリード線と一体になった物で、バックパック側のインコムホルダーに
リード線の端を取り付けることにより、インコムのワイヤー射出状態を再現できます。
中継ユニットは別パーツとして付属しており、リード線の形状に合わせて自由に設置が可能です。
展開時インコムは2本、中継ユニットは計6個付属。 中継ユニットが複数付属しているので、ワイヤーは曲げ放題です。

ワイヤーはリード線なので、自由に向きを調整できるのですが、素材の性質上、少なからず弛みが発生してしまうのが玉に瑕。
向きによっては自重に負けて、垂れ下がってきてしまう事もあります。
見た目と状態維持を重視した真鍮線再現という手もあったかとは思いますが、そうなると向きの調整が不可能。 ここら辺は一長一短ですね。



ミサイル・ポッド
インコムの不調をカバーすべく、急遽取り付けられたミサイル・ポッドも付属。
肩アーマーのマウントラッチに取り付ければ、月面脱出作戦時装備を再現可能です。


ミサイル・ポッド基部は可動式。 2本のポッドを左右に動かせます。



フル装備状態
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オリジナル・マーキング・デカール
カトキハジメ氏デザインによるオリジナル・マーキング・デカールは水転写デカール。





































GFFシリーズでは残念ながら陽の目を見ることの無かったガンダムMk-Vが、GFFの魂を継ぐ『Ka Signature』で遂にアクションフィギュア化。
オリジナルの明貴美加氏設定画版の、どっしりとしたプロポーションイメージを踏まえつつ
各部にメリハリとカトキ氏独自のMSスタイルバランスを盛り込んだことにより、マッシブかつスタイルの良い所謂現行版Mk-Vとして生まれ変わりました。
“Ka Signature”ブランドのウリであるABS素材を多用したシャープな造形も、機体イメージのブラッシュアップに一役買っています。

可動関節にはROBOT魂の機構を盛り込んでいるだけあり、GFF時代では考えられない程、自由度の高い可動が楽しめます。
ただし股間接の可動域だけはGFF時代並と、現行のアクションフィギュアとしてはかなり物足りない結果となっています。
GFF時代のイメージが強いだけなのかもしれませんが、カトキブランドのメカ物アクションフィギュアは大体、股間接の可動域がネックとなっている気がします。
しかしここ最近のKa Signatureでは、こうした部分も回を重ねる毎にどんどん進化してきていたので
そうしたジンクスはもう消えたとばかり思っていましたが、安心するにはまだ早かったみたいですね。
加えて足首の保持の甘さもマイナスポイント。 今回はこの2点が足を引っ張ってしまっています。
ただ前述の通り、その他の可動性能は優秀なので、股間接の狭さはそれ以外の関節でそれなりにフォローは可能です。
基本的な可動関節の他にも、ノズルやカバーといった様々なパーツにも可動ギミックが組み込まれているので
ポージングに合わせたパーツ毎の細かな演出も楽しめます。 ここまで拘っているのはKa Signatureブランドならではと言えるでしょう。
それなのでマイナス点もありましたが、結果的には行って来いに落ち着いています。

Mk-Vの豊富な武装を存分に再現したギミック&オプション類も見所です。
Mk-Vを代表する武装“インコム”は自由な軌道を描けるリード線再現となっており、弄ってナンボのアクションフィギュアにピッタリな仕様と言えるでしょう。
前述の通り、見た目や保持性能はイマイチなのが玉に瑕ですが、自由に配置できる中継ユニットの処理は目から鱗でした。
その他にもビーム・カノンの展開ギミックや、シールドブースター形態の再現
ニューディサイズ版Mk-Vのオリジナル武装であるミサイル・ポッドの付属等、抜かりありません。
Ka Signatureシリーズにおけるオプションの充実度、プレイバリューという点では間違いなくトップであり、トータル非常に満足度の高い一品です。
無茶苦茶遊べます。

     
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2013/09/28