■バンダイ ROBOT魂<SIDE MS> 『機動戦士ガンダムSEED』 GAT-X207 ブリッツガンダム■


2012年10月25日〜2012年12月09日の期間、「魂ウェブ商店」にて販売された受注生産品。
『機動戦士ガンダムSEED』より、地球連合軍が極秘開発した5機の前期GAT-Xシリーズの1機“ブリッツガンダム”がROBOT魂で立体化。
パッケージや説明書なども商品化に伴い、ROBOT魂のフォーマットでオール新規で作り起こされています。
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今回も『機動戦士ガンダムSEED』のアニメーター:重田智氏の徹底監修の元、「劇中再現」をコンセプトに
いわゆる“SEEDポージング”に重点を置き、本体から武装の細部に至るまで
全ての可動軸やプロポーションを徹底考証し、癖のあるアニメ的ポージングを徹底追求。

本体のスタイルバランスは同コンセプトのストライクをベースに、キャラクター的なメリハリを強く意識した動きのあるスタイルに。
同シリーズのデュエルやバスターは専用武装や追加武装等の特徴的なアイテムを強調したスタイルとなっていましたが
今回のブリッツの武装は基本的に固定武装みたいなものなので、そういった本体自体への思い切ったアレンジは少ない様に感じます。
その分、元の装甲のボリュームを活かし、細めのROBOT魂SEEDスタイルに重厚感をプラスしています。
その為、全体のバランスは他のSEED系アイテムよりも癖が無く、素立ちの状態でもそのバランスの良さが感じられます。

本体はお馴染みABS・PVC・POMの複合素材で構成。 本体カラーは成型色&部分塗装により再現。
今回もフレーム部にはメタリックカラーが使用されており、良いアクセントとなっています。
メインカラーのブラックは成型色再現ですが、素材特有の“テカリ”が抑えられているので、意外と見栄えは悪くありません。
頭部アンテナはプラ製。 恒例の軟質素材製アンテナは付属しませんが、強度的には問題無さそうです。
股下には付属のディスプレイスタンドや別売りの魂STAGEに対応した、支柱取り付け用ポイントが設けられています。
















可動箇所&各部ギミック

首:3重(ボールジョイント&前後スイング&ボールジョイント) 胸:2重(ボールジョイント&前後スイング) 腰:ボールジョイント。


肩:3重(引き出し式前スイング&ボールジョイント&横スイング) 肩アーマー:上下スイング。
肩アーマーは肩の可動と上腕の可動に干渉し易く、ちょっとひっかかると結構簡単に外れてしまいます。
腕周りを弄る度に外れてしまうのが難点。 ここはストレスです。


上腕:横ロール。 肘:2重スイング。 手首:3重(横ロール&スイング&ボールジョイント) 背部メインスラスター基部:ボールジョイント。


腰部フロントアーマー:ボールジョイント接続。 腰部サイドアーマー:ボールジョイント。
股:2重(縦ロール&横スイング) 太股:横ロール。 膝:2重スイング。 膝アーマー:上下スイング。
股部関節はV2等で採用されている多重スイング方式。
可動域が広がる半面、足の軸がずれてしまうといった問題があるのですが
今回はそれを逆手に取り、アニメ的な癖のあるポージングに一役買います。


足首部アーマー:2重(上下スイング&ボールジョイント) 足首:2重(ボールジョイント&横スイング) つま先:上下スイング。


バックパック接続部はストライクと同形状となっており、同シリーズのストライカーパックやバックパックと交換することが可能です。



付属品&各ギミック

オプションハンド×4種(右手×4、左手×4)、トリケロス、グレイプニール
トリケロス用ビームサーベル刃、グレイプニール用可動クロー、グレイプニール用ワイヤー、専用スタンド(画像省略)



ハンドパーツは握り手、持ち手、銃用持ち手、平手の計4種類付属。



トリケロス
複合武装「トリケロス」にも劇中イメージを取り入れ、全体のバランスが若干変わっています。
後部プレート部が長いので腕に干渉し、少々取り回し難いのが難点。 肩アーマーにもガッツリ干渉します。
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トリケロスは持ち手と前腕のジョイントの2点で右腕に固定します。 ジョイントのお陰で保持は抜群。
レーザーライフル側とシールド側は分割されており、2連ボールジョイントでシールド側が独立して可動します。
腕への干渉を軽減する為でしょうか? ポーズによってシールドの向きを調整できるので意外と重宝します。


ランサーダートは3本全て取り外し可能。
ランサーダートは固定具とランサーダート自体のピンでシールド側に固定されています。
固定具はカッチリと閉じるのですが、ランサーダート側のピンの接続が甘いからか
固定具を閉じていてもランサーダートがグラつくことがあります。 特に一番下は動きやすく、ズレやすいです。


ビームサーベル刃を取り付ければ、ビームサーベル展開状態を再現可能。
MGやMIAに搭載されていたサーベルグリップの取り外しギミックはありません。



グレイプニール
有線式ロケットアンカー「グレイプニール」は左前腕のジョイントに固定。 持ち手等は使用しない為、右腕でも装着可能です。
先端部クローの可動は差し替え式にて再現。 閉じた状態と可動タイプの2種類が付属しています。


可動タイプのクローは基部と中間部の2点で開閉。 3本全て独立して可動します。


アンカーの射出状態はワイヤーパーツの差し替えにて再現。
ワイヤーはリード線で再現されており、自由に形状を変えることが出来ます。
リード線は比較的太く、保持力がありますが、流石にグレイプニールを支えるのは無理があります。



ストライクから引き続き、今回もオリジナルデザインの専用スタンドが付属。
台座部カラーはのクリアパープルに変更されています。

































本作でもROBOT魂 SEEDシリーズ共通コンセプトである“SEEDポージング”にスポットを当て、アクション時の迫力を追求。
アニメ絵的な特徴的なバランスで纏められた造形は、設定画とは異なり若干のクセはあるものの
ブリッツ独自のフォルムと相まってマッシブでメリハリの効いたスタイルとなっています。
個人的にブリッツのスタイルバランスは肩アーマー周りのフォルムが重要だと思っています。
立体物によってはここが横に大きく、全体的に間延びした様なスタイルになってしまったりしていたのですが
今回のROBOT魂版ではボリュームを残しつつ、グッと胴体側に引き寄せている為、自然な“怒り肩”が決まります。
ブリッツ特有の曲面ラインとの相性も良く、元デザインとアレンジが見事にマッチしています。
個人的に本商品がブリッツのベストプロポーションです。

ROBOT魂 SEEDシリーズ恒例の広範囲の可動域も健在。
固定武装がメインの機体の為、癖の無い可動でSEED系可動関節がフルに発揮されます。
ただし肩アーマーのポロリがその足を大きく引っ張ってしまうという残念な結果に。
腕を動かすたびにポロポロ外れてしまうので、非常にストレスとなります。
トータルの可動性能は既にお墨付きレベルなのですが、この1点で味噌が付いてしまった気がします。

オプションは固定武装がメインとなっている為、特別多いというワケではありませんが
トリケロスとグレイプニールに搭載された全ての機能がギミックとして再現出来る為、プレイバリューは意外と充実しています。
アンカーの射出やランサーダートの取り外しといった細かなポイントもしっかりと押さえているのも○
ROBOT魂オリジナルギミックのシールドの可動も、アクション面でキラリと光ります。
ただ肩アーマー同様、ランサーダートの保持の弱さはちょっとネックです。
全体のクオリティとしては非常に高い一品なのですが(現にSEED系アイテムで一番のお気に入りです)
遊びやすさという点で少々粗が見られたのが残念でした。

     
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2013/05/14