バンダイ ROBOT魂<SIDE MS> 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』 RX-93 νガンダム■


『ROBOT魂』第82弾は「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」より“νガンダム(ニューガンダム)”が登場。
『逆襲のシャア』シリーズがROBOT魂に参戦。 第1弾はアムロ・レイの専用機“νガンダム”
イベント「魂フィーチャーズ VOL.2」商品化希望アンケートでNo.1を獲得した機体がついに商品化されました。

現在展開中のSEEDシリーズやAGEシリーズでは、スタイル面への大幅なアレンジが行われていますが
今回のνガンダムでは極端なアレンジは行われず、設定画に近い無骨で力強いフォルムで立体化されています。
特にヘッドパーツのバランスは絶妙。 いい意味で綺麗に纏まり過ぎておらず、癖のあるν面構えをイメージ通りに再現しています。
面を多用した上半身と、それと対照的な曲面の脛等のそれぞれのフォルムも綺麗。
ただ胴体部のボリュームは少々足りない様にも感じます。 腹部はちょっとスマート(長い)過ぎるかな。
頭部アンテナはプラパーツ製。 軟質素材製の交換用アンテナ等は付属していません。

本体はお馴染みABS・PVC・POMの複合素材で構成。 本体カラーは成型色で再現。一部のみ塗装が施されています。
腕や脚の各所に設置されたスラスターの塗り分けも行われていますが、スラスター口の彩色は省略されています。
頭部メインカメラ及びツインアイ、脹脛部スラスターにはメタリックカラーを使用。
残念ながら胸部センサーの彩色は省略されています。
基本的に全体の彩色は丁寧なのですが、今回ハズレを引いてしまった様で胴体とアンテナに汚れが付着していました。

メインカラーの白が成型色なので、質感面でのおもちゃっぽさは否めません。
それをフォローする為頭部モールドにはスミ入れが施されており、ディテールを強調させています。
ガンダム系の完成品トイの中でもかなり丁寧な仕上がりで、非常に見栄えがいいです。
しかしスミ入れが施されているのは頭部のみなので、その点で逆に浮いて見えることも。
(↑画像ロールオーバー)












フィン・ファンネル未搭載状態

フィン・ファンネル未装着状態での背部造形はこういった感じ。
比較的大型の腰部リアアーマーや、脹脛部スラスターカバーのバランス等良好。
膝関節のディテール等にも拘りを感じさせられます。
ちなみに本体の股下には魂STAGE(別売り)対応の可動支柱固定ポイントが設けらています。



可動箇所&各部ギミック

首:2連ボールジョイント。 胸:前後スイング。 腰:横ロール。
胸周りの可動は最近の可動に特化したアイテムと比べると、少々寂しいものがあります。


肩:2重(ボールジョイント&横スイング) 肩アーマー:上下スイング。
肩関節のボールジョイント受けパーツは引き出すことが可能。
といっても引き出し後の前後スイング可動等は無く、単にジョイント受けを気持ち程度引き出せるのみです。
肩関節の可動域も差ほど変化はありません。


上腕:横ロール。 肘:2重スイング。 手首:ボールジョイント。


腰部フロント&サイド&リアアーマー:各ボールジョイント接続。


股:ボールジョイント。 太股:横ロール。
股の真横方向への開脚は少々物足りないものがありますが(↑画像左位が限界)
前後に軸を気持ち程度ずらしてやれば、大きく股を広げられます(↑画像右)


膝:2重スイング。 脹脛部スラスターカバー:上下スイング。
スラスターカバーは可動しますが、内部のスラスター本体は固定なので使い勝手は微妙です。


足首:4重(横スイング&ボールジョイント&上下スイング&ボールジョイント)


バックパック部ビーム・サーベルグリップは取り外し可能。
付属のビーム・サーベル用ビーム刃パーツを取り付けて使用できます。


左前腕部予備ビーム・サーベルラックは、サーベルラック本体を後ろにスライドさせると
その動きに連動して予備ビーム・サーベルグリップが起き上がります。
勿論こちらも付属の予備ビーム・サーベル用ビーム刃パーツを取り付けて使用できます。



フィン・ファンネル各ギミック

フィン・ファンネルは6基付属。
本体への搭載時にはフィン・ファンネルの分、若干バランスは後ろに行きますが、自立には問題ありません。


バックパックへの固定はピンによる差し込み式。
ガンプラ等で主流のフックタイプではありません。


フィン・ファンネルには連結用の折り畳み可能なピンと、それを接続できる3点のポイントが
上下のフィールド発生器の両側面にそれぞれ設置されています。
このピンと接続部を組み合わせて、設定通りの連結からオリジナルの連結まで、様々な形状での連結が可能です。

ちなみに6基付属の内、ピンと接続部の保持が極端に弱い物が数個あり、それらの組み合わせだと簡単に外れてしまいました。
その場合は別の組み合わせを探すか、ピンを太らせるしかないですね。


付属の6基のフィン・ファンネルは全て折り畳みと展開が可能。
接続用のジョイント&ポイントも全てに設けられているので、どのパーツでも本体に取り付けられます。



付属品&各ギミック

オプションハンド×4種(握り手、平手、サーベル用持ち手、銃用持ち手)
ビーム・ライフル、ニュー・ハイパー・バズーカ、シールド、ビーム・サーベル、予備ビーム・サーベル
シールド用ジョイント、フィン・ファンネル用エフェクトシート×3(画省略)
フィン・ファンネルジョイント×2種(A×2、B×3)、フィン・ファンネル用支柱×2種(長×1、短×2)
バックパック用魂STAGEジョイント、バックパック用魂STAGEジョイント用補助ジョイント



ビーム・ライフル
持ち手パーツの関係上、トリガーガードの一部は省略されています。


ニュー・ハイパー・バズーカ
グリップ部は可動式。 折り畳みから保持時の角度調整等を行えます。


ビーム・ライフルは腰部リアアーマー、ニュー・ハイパー・バズーカはバックパックにそれぞれマウント可能。


シールド
正面のパーソナルマークはプリントにより再現。
裏のビームキャノンやミサイル、ジェネレーター部等もしっかりと造形&カラーリング再現が行われています。


シールドの装備は付属の専用ジョイントを使用。
側面と裏の2点での固定(ボールジョイント接続)が可能です。


ビーム・サーベル
バックパックのカスタム・ビーム・サーベルグリップを使用。
特徴的な曲刀状のビーム刃とグリップエンド部の短刀を、それぞれクリアパーツにて再現。
ビーム刃のクリアパーツには蛍光ピンク調での彩色が施されています。


予備ビーム・サーベル
こちらは左腕の予備ビーム・サーベルグリップを使用。
メインと同様にクリアパーツ製のビーム刃パーツが付属しています。
メインとは異なる通常タイプのビーム刃の形状が再現されています。



フィン・ファンネルの展開をイメージした本商品オリジナルの支柱&ジョイントパーツも付属。
↑画像の様にクリアパーツ製の支柱をバックパックに接続させ、その先端にフィン・ファンネルを取り付ければ
本体の周辺に浮遊した状態をイメージしたディスプレイが可能となります。

支柱パーツは長さの異なる2種類が計3本付属。
付属の支柱パーツを全て使用すれば3基同時展開が可能です。
ちなみにジョイント固定位置は4箇所のみなので、複数所持していても6基同時展開は不可能です。


フィン・ファンネルジョイントは向きの異なる2種類が付属。
フィン・ファンネルのメインスラスターノズルに差し込んで使用します


フィン・ファンネルジョイントはバックパック側への支柱取り付けにも使用します。
ちなみに支柱及びジョイントはクリアパーツ製で、しかも支柱は細く、ジョイント部の保持は硬めの為
気を付けて動かさないと支柱やジョイントがねじ切れる可能性大です。
可動や取り付けの際にはジョイント基部も持ってゆっくりと行うことをお勧めします。


バックパック用魂STAGEジョイントも付属。
バックパック底部に魂STAGE(別売り)を取り付けることが出来ます。
ジョイント両側面には支柱固定用のジョイント受けも設けられているので、こちらにも支柱パーツを取り付けられます。
ちなみに、バズーカのマウントの際には、パーツの干渉によりそのままでは魂STAGEが取り付けられなくなる為
その際には付属の補助ジョイントを使用して、接続位置をずらします。


フィン・ファンネルの砲撃時の内部磁場をイメージしたエフェクトシートも付属。
グラデーション塗装が施されたPET素材の一枚板をファンネルで挟み込む形で固定。
プラモ版とは異なる一枚構成ですが、立体感のある凹凸ディテールが施されているので、それほど違和感はありません。
ただ固定が甘く、結構簡単に外れてしまうのが難点。
エフェクトシートは支柱パーツに合わせてか、3枚付属しています。





































ここ最近変化球的なアレンジが続いた<SIDE MS>ですが、今回はストレートな設定画イメージでの立体化となり
設定画イメージを癖の無いストレートな造形で、無骨なνのデザイン&フォルムを忠実に再現しています。
あえて悪く言えば無難とも取れますが、やはり万人受けするのはこういったドストレートな方向からのアプローチでしょう。
追加ディテールは最低限に抑えられながらも、一部の装甲パーツの裏のカバー兼ディテールパーツや
各関節の設定画を強く意識した関節ディテール等により、シンプルながらもとても見応えのある良い造形物となっています。

その分可動に特化したSEEDやAGEシリーズと比べると、可動面は少々見劣りする部分もあります。
特に肩や胴周りの可動はデザインを優先した影響が出ているのか、ちょっと寂しいものが。
といっても腕や脚のその他の可動関節は最新アイテムなだけあり、とても優秀です。
ちょっと温度差がありますが、全体を通して見れば平均点といったところでしょう。

νガンダムで外せないのは何と言ってもフィン・ファンネルを始めとしたバリエーション豊富な武装。
当然本商品ではνの基本的な武装を含め全て網羅しており、本商品一つで劇中の様々なシーンを再現できます。
ν最大の特徴であるフィン・ファンネルは全てが展開及び本体への接続が可能となっており、パーツ毎の制限がありません。
連結用ジョイントがファンネル本体に内蔵されているのも○ スムーズな連結と本体への接続が可能です。
ただジョイントによっては極端に保持が弱い組み合わせもあった為、その点はネックとなります。

本商品最大の特徴はコネクションパーツを使用してのフィン・ファンネルの浮遊ディスプレイでしょう。
本体と一体でのディスプレイが行えることにより、省スペースで済むのもポイントです。
最近流行りのエフェクトパーツ(シート)も標準付属しており、合わせて使用すれば迫力のあるディスプレイが可能です。
ちなみに本商品単体では行えない6基同時ディスプレイや、6基全てへのエフェクトシートの装着等は
魂ウェブ商店」(2012年4月現在受付中)にて販売されるオプションパーツセットにてフォローされます。
また上記のオプションパーツセットと連動させれば
完成品νトイ初となるWフィン・ファンネル仕様が再現できるとのことで、今から期待が高まります。

     

-TOP-
2012/04/27