バンダイ ROBOT魂<SIDE MS> 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』 ZGMF-X42S デスティ二ーガンダム■


『ROBOT魂』第60弾は「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」より、後期主役メカ…のはず“デスティ二ーガンダム”が登場。
(ROBOT魂<SIDE HM> エルガイムMk-IIとの同時発売)
同シリーズのストライクフリーダム同様、番組のメカ作画監督・重田智氏の監修により、劇中の活躍をイメージした造形で完全新規作り起こし。
ストライクフリーダムガンダムのスタイルは極端にメリハリが利いたものでしたが、今回のデスティ二ーはスマートではありますが
辺に個性的なアレンジは加わっておらず、劇中イメージに近いスタイル&造形に仕上がっています。 ちょっと目を隠し過ぎ?
ただ、股間接が下すぎるのか、辺に胴長なプロポーションにも見えてしまい、素立ちでは少々違和感があります(ポーズを付ければ問題なし)
バックパックはストライクフリーダム同様ボリュームがある為、重心は後ろに行きがちとなりますが、自立は問題ありません。
多少の調整は勿論必要ですが、バランスはストライクフリーダムより安定している様に思います。

本体はシリーズお馴染みのABS・PVC・POMの複合素材で再現。 頭部アンテナは軟質製と硬質製の2種類付属。
基本、本体カラーは成型色で再現。一部のみ塗装が施されています。 印象的な隈や顎のライン等も綺麗に仕上がっています。
同シリーズのストライクフリーダムでは一部カラーリングにメタリックカラーが採用されていましたが
デスティ二ーでは武装の一部や間接等を除き、本体カラーには変にメタリックカラーは使用されていません。 一安心。
(↑画像ロールオーバー)







可動箇所&各部ギミック

首:3重(上部:ボールジョイント+下部:前後スイング&引き出し式ボールジョイント)
胸:2重(ボールジョイント&前後スイング) 腰:ボールジョイント。
頭部首ジョイント受けが浅いのか、頭を動かそうとすると頭部パーツがポロポロ取れます。
腰部間接は腰部フロントアーマーに干渉するため、動かしにくい印象を受けました。


肩:2重(ボールジョイント&横スイング) 肩アーマー:上下スイング。 上腕:横ロール。 肘:上下スイング。 手首:ボールジョイント。
ストライクフリーダムでは肘部可動は2重間接になっていましたが、今回のディスティニーでは1重間接。 90°程度しか曲げられません。
また肩部間接のボールジョイントはストライクフリーダム程自由に動かなく、怒り肩等のポーズは出来なく、両腕での武器の保持等も苦手です。


腰部フロント&サイドアーマー:各ボールジョイント接続。 腰部リアアーマー:上下スイング。
股:2重(前後スイング&ボールジョイント) 太もも:横ロール。
本商品一番のネックが股間接。 まず腰部フロントアーマーの固定ポイントの位置が上半身パーツに近い為
そのままフロントアーマーを持ち上げると45°程度しか開きません。 ↑左画像では腰の位置をズラし、パーツを食い込ませて、多少無理して開いています。
サイドアーマーも気持ち程度しか開かず、股の可動を制限します。
しかもそのサイドアーマーのボールジョイント受け部分が下に出っ張りすぎている為
サイドアーマーをわざわざどかしても、結局そこが脚に干渉するので股を大きく開くことができません。


膝:2重スイング。 足首部アーマー:ボールジョイント接続。 足首:2重(ボールジョイント&横スイング) つま先:上下スイング。
脹脛部スラスターパーツは別パーツになっており、それを固定するためのジョイント部も動かすのを前提とした作りになっているのですが
“全く動きません” ジョイントの後ろにはスラスターを収納できるようなスペースが設けられていましたが、やっぱり“動きません”


背部メインスラスター:上下スイング。 左右ウイングユニット基部:2重(縦ロール&前後スイング)


ウイングユニットは基部の他、大型ウィングユニット基部が上下にスイング。
大型ユニットを展開することも可能で、内部小型ウィング展開状態を再現可能。
ちなみに、内部の小型ウィングだけは何故か全塗装で彩色が再現されています。 変に浮いて見えるのですが、何か意図があるのでしょうか。


背部ウェポンラックアーム:2連ボールジョイント接続。


右背部ウェポンラック武装『MMI-714 アロンダイト ビームソード』
差し替え無しでアロンダイトの収納状態&展開状態を再現可能。 ウェポンラックを展開すれば抜刀シーンも再現できます。


左背部ウェポンラック武装『M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲』
こちらも差し替え無しでビーム砲の収納状態&展開状態を再現可能。
グリップ部はボールジョイント接続&基部のレール移動で、射撃時の腕の位置を調整できます。



付属品&各ギミック

オプションハンド×4種(握り手、平手、持ち手、ビームブーメラン用持ち手)、ビームライフル
シールド、手甲部用ビームシールドエフェクトパーツ、ビームブーメラン用ビームエフェクトパーツ×2種(短、長)
アロンダイト ビームソード用ビームエフェクトパーツ、軟質素材製アンテナ
光の翼エフェクトパーツ×2(画像省略)、魂STAGE ACT.5(画像省略)


MA-BAR73/S 高エネルギービームライフルの上部センサー及びフォアグリップは可動式。
本体の腰にマウントすることも可能です。


対ビームシールドは前腕部ポイントに取り付け可能(両腕可)
下部パネルパーツの位置差し替えで、シールドの伸縮を再現できます。


肩アーマーに取り付けられているRQM60F フラッシュエッジ2 ビームブーメランは取り外し可能。
付属のエフェクトパーツの組み換えで、ブーメラン状態とサーベル状態の2タイプを再現。 残念ながら1セットしかありません。
ちなみに専用の持ち手パーツが付属している為、グリップ部は細いですが安定した保持が可能です。


ビームシールドエフェクトパーツは手甲部の発生装置(黄色いパーツ)との差し替えで固定。
ビームシールドエフェクトパーツはお馴染みになってきたPET製。 ビームをイメージしたグラデーションも施されています。

平手パーツの内側には掌部ビーム砲の射撃状態をイメージしたグラデーション塗装が施されています。
クリアパーツでのビームエフェクト等とはまた違った印象を受け、面白い試みだと思うのですが
平手パーツはこれ1種類しかない為、普通の平手として使用するとかなりの違和感。


アロンダイト用ビーム刃エフェクトパーツも勿論付属。


ストライクフリーダムでは別売りとなったウィング部ビームエフェクトパーツは、本商品では標準付属。
背部ウイングユニットへの取り付けで「光の翼」発生状態を再現できます。
ユニット側から蛍光色によるグラデーション塗装が施されており、見栄えも○
大味な印象だったV2アサルトバスターのとは違い、良い雰囲気が出ていると思います。


今回はディスプレイベースとして「魂STAGE ACT.5」も付属しています。 専用ジョイントで本体バックパックと接続します。
安定性はストライクフリーダムよりも増していますが、光の翼等を使用してのポージングには非常に助かります。
本商品一つで、同シリーズの“ストライクフリーダム&ウイングエフェクトセット”と対する事が可能です。





































同シリーズのストライクフリーダムガンダムではウィングエフェクトが別売りとなっていましたが
今回のデスティ二ーではウィングエフェクトも標準付属となり、更にウィングエフェクトセットと同様「魂STAGE ACT.5」まで用意されているので
本商品一つでストライクフリーダムガンダム&ウィングエフェクトセット並のボリュームとなっています。
デスティ二ーの特徴である豊富な武装もしっかりと再現されており、弄り甲斐満点。 手持ち武器が多い分、ポージングの幅も広いです。
今回アロンダイト ビームソード等の大型武器もありますが、持ち手の保持性が非常に高く、片手でもしっかりと保持できたのも好印象でした。

しかし、今回は可動面に大きな問題を抱えています。 同シリーズのストライクフリーダムではカラーリングの問題はありましたが
可動ギミックに関しては非常に優秀で、俗に言う「種ポーズ」等もストレスなくスマートに決まりました。
対して今回のデスティ二ーは腰部に特殊な武装ギミックを仕込んでいる訳でもなく、本体の構造も比較的シンプルなハズなのですが
結果としてストライクフリーダム以下。 ROBOT魂シリーズ全体を通して見ても最低クラスだと思います。
可動箇所等は豊富で、一見良さそうではあるのですが、部分部分を見ると可動範囲が狭い云々の前に“構造上おかしい”部分が多々あります。
特に腰回りは酷く、ROBOT魂というよりも懐かしのコズミックリージョンを弄っている様な感覚です。
可動関節以外にも詰めが甘い部分が多く、弄っていてもいろいろとストレスが堪ります。
山盛りの付属品や豊富なギミック等、魅力的な部分は多々あるのですが、肝心の可動で大きく足を引っ張ってしまっています。
造形やギミック、付属品等が微妙なアイテムは過去にもありましたが、可動がウリのROBOT魂でコレはどうなんでしょう。


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2011/02/04