バンダイ ROBOT魂<SIDE EVA> 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』  エヴァンゲリオン2号機 獣化第2形態【ザ・ビースト】■


・汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型 2号機(先行量産機)- 獣化第2形態【ザ・ビースト】-・
『ROBOT魂』第53弾は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」より、“エヴァンゲリオン2号機 獣化第2形態【ザ・ビースト】”が登場。
(GNT-0000 ダブルオークアンタとの同時発売)
ROBOT魂シリーズでも通常時の2号機は既に立体化されていますが、獣化第2形態化に伴い
まったく異なるスタイルになったザ・ビーストを完全新規造形で作り起こし。
造形面でのアレンジが強かったリボルテック版と比べ、今回のROBOT魂版は比較的劇中に近いスタイルになっている様です。
造形及び可動のクセが無く、可動箇所も多い為、リボルテック版では難しかった二足による直立も楽々可能です。
ボディにはABS・PVC・POMの複合素材を使用し、EVAシリーズ独自のプロポーションとラインを再現。
基本、本体カラーは成型色で再現。一部のみ塗装が施されています。
背中から飛び出しているリミッターは全て別パーツになっており(肩は固定)、パッケージの状態ではランナーに付いたままです。
切り離しの為にニッパーなどが必要となりますが、ランナーのゲート的には最悪手もぎでもイケそうな作りでした。






可動箇所&各部ギミック

首:三重(上部:球体ジョイント+下部:2連ボールジョイント) 顎:球体ジョイントによる開閉。
首ジョイントの差し込みが甘いのか(下部のボールジョイント)、微妙に外れやすく感じました。


胸:ボールジョイント。 腹:3重(上部:ボールジョイント+中部:前後スイング+下部:ボールジョイント) 腰:ボールジョイント。


肩:2重(胴体側:球体ジョイント+腕側:ボールジョイント)
胴体側の肩関節は、サイズの都合上胸に組み込まれています。
左右の胸に球体ジョイントが設置されており、ジョイント表面に胸のディティールパーツが貼り付けられているといった感じです。
胸丸ごと肩関節なので、遮るものが無く、過去に例が無いレベルで良く動きますが、見た目は最悪です。


上腕:ボールジョイント。 肘:球体ジョイント。 手首:球体ジョイント。


股:2重(上下スイング&ボールジョイント) 太腿:ボールジョイント。 膝:球体ジョイント。


足首:球体ジョイント。 爪先:上下スイング。 各背部リミッター基部:ボールジョイント。
背部リミッターは全て可動します。 ジョイント自体の保持はしっかりとしているのですが
形状及び位置の都合上、弄っているとよく指が当たってしまい、その勢いでちょくちょく外れてしまいます。



付属品&各ギミック

オプションハンド×2種(平手×2種)、差し替え用舌パーツ、兵装ビル×2種(ビルA×2、ビルB×2)


舌はパーツの差し替えで、形状の違う2タイプを再現可能。
舌を大きく出した状態時には顎は閉じれません。


第3新東京市の兵装ビルをイメージしたミニチュア風パーツが付属。


各ビルパーツはブロック玩具の様に連結させて、様々な形にすることができます。
ディテールが若干甘めですが、数あれば結構楽しめそう。
が、本商品に付属するのは4個しか無く、本体と絡ませるとむちゃくちゃ寂しい画に。
最低でも本体を囲める位(10個以上?)無いと、如何しようもありません。





























同シリーズの初号機や2号機同様、リボルテックシリーズとの最大値の違いは「安定性」
リボルテックシリーズでは可動や造形にクセがある為、安定感に欠けていますが
ROBOT魂シリーズでは極力設定に近いスタイルと、シンプルな構造の可動関節により
歪なスタイルの獣化第2形態でも、安定したバランスで自立及び可動を楽しめます。

それ以外の部分にも初号機や2号機には良いところが沢山ありましたが
正直今回の獣化第2形態には、それ以外の部分はどれも中途半端な印象しか受けませんでした。
劇中のスタイルを重視した造形は、リボルテック版といい感じに差別化が図られており
生々しいリボルテック版と比べ、インパクトは劣るものの、“劇中通り”という点は十分魅力的だと思います。
が、変に可動にも力を入れてしまった結果、胸がジョイントむき出しとなり、とにかく見栄えの悪い物に。
確かに良く動くのですが、そこまでする必要性も感じらせず、それだったら多少動かなくても
胸のディテールがしっかりとしていた方が良かったように感じます。
本商品の目玉可動の様な扱いだと思うのですが、結局はその部分が全体の足を引っ張ってしまっています。

付属品の方はどうかというと、本体のオプションが少ないのは機体設定上仕方ないとして
その分を補う為の物が、何故ビル風のブロックパーツ? とってつけた感プンプンです。
とっても、上記の通り数があれば意外に楽しめそうではあったのですが、付属するのはたったの4個。
ジオラマ風に設置するのは勿論、本体と組み合わせるにしても寂しすぎます。
リボルテック版におけるエフェクトパーツとの差別化を図っての事だと思うのですが(管理人の勝手な憶測です)
このビルでは全く勝負になっていません。 それだったらハンドパーツを余分にもう1種類位追加してくれた方がまだマシです。

可動自体はリボルテック版と比べ自由度が高く、弄る分には優秀なのですが
如何せん付属品が寂しいので、プレイバリュー面でもリボルテック版には遠く及びません。
繰り返す事になりますが、たとえそれでも全体の造形がしっかりとしていれば、個人的には十二分にアリなアイテムだったと思います。
自由度の高いクセの無い可動と、劇中に近いスタイル という2点は非常に魅力的です。
が、そこを見た目度外視の胸関節で台無しに(超個人的感想) ここさえ普通の作りだったら手放しで喜べたと思うのですが。


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2010/10/04