バンダイ ROBOT魂<SIDE AB> 『聖戦士ダンバイン』 ビルバイン■


・ビルバイン[オーラ・バトラー形態]・
ROBOT魂にアニメ『聖戦士ダンバイン』に登場する兵器“オーラ・バトラー”にスポットを当てた新SIDE[SIDE AB]が誕生。
ROBOT魂 第86弾。 [SIDE AB]第1弾は、『聖戦士ダンバイン』の後期主役機「ビルバイン」を立体化。

オーラ・バトラーのイメージからこじんまりとした大きさを予想していましたが、本商品の全高は約140mmとかなりのビックサイズ。
全高約140mmはROBOT魂シリーズの中でも大柄の部類です。 加えてビルバイン自体のデザインがどっしりとした体型なので
横のボリュームも多く、従来の140mm系アイテムよりも遥かに大柄に見えます。 値段設定が比較的高めだったのも納得です。

同機体はROBOT魂シリーズが誕生する以前に、「IN ACTION!! OFFSHOOT」というシリーズで立体化されていますが
それと比べると進化は一目瞭然。 各部造形やプロポーションは当然のこと、可動や変形機構といったギミック
更には彩色クオリティやパーツの品質等まで劇的に進化しています。
と言ってもOFFSHOOT版の品質は当時からアレだったので、今回のクオリティアップは当然とも言えるかもしれませんが。

本体はシリーズお馴染みのABS・PVC・POMの複合素材で再現。
スタイルは設定画のどっしりとしたバランスを踏まえたマッシブなバランスに。 ビルバインのイメージにピッタリです。
OFFSHOOT版のスタイルは全身を無理に押し込まれた様に小さく纏まってしまっていましたが
今回のROBOT魂版では“オーラ・バトラーのバランスがしっかりと踏まえられており
コックピットから脚にかけての印象的なライン&ボリュームも見事に再現されています。

胸部キャノピー及びオーラ・コンバーター部翅はクリアパーツで再現。
硬質タイプなので、カッチリとシャープなり上がりに。 翅の表面モールドも立体的で細かく表現されています。
クリアパーツの色合いも良く、OFFSHOOT版の様な薄さもありません。

本体カラーは成型色+部分塗装により再現。
メインカラーの赤色は成型色ですが、プラパーツ特有のテカリが抑えられているので、意外と見栄えが良いです。
オーラ・コンバーターのノズルの塗り分けや、一部モールドへのスミ入れも行われており、全体がグっと引き締まっています。
(↑画像ロールオーバー)













可動箇所&各部ギミック

首:2連ボールジョイント。 腰:2連ボールジョイント。
腰部可動域はデザインの関係上、それ程広くありません。 が、オーラ・バトラー的にはここまで動くだけでも十分に感じます。


肩:2重(ボールジョイント&横スイング) 上腕:横ロール。 肘:2重スイング。


前腕:横ロール。 爪:各上下スイング。 手首:ボールジョイント。
ショット・クローギミックは搭載されていません。


股:ボールジョイント。 膝:2重スイング(膝アーマー独立可動)
股間接は昨今の180°近い驚異的な開脚が出来るアイテムと比べると見劣りしますが
OFFSHOOT版とは比べ物にならない程良く動きます。
オーラ・バトラー的にはここまで開脚出ること自体驚き というレベルです。


脹脛部スラスターパーツを下げることにより、膝関節の可動域を広げられます。


足首:2重(横スイング&ボールジョイント) つま先:2重スイング。 踵:2重スイング。


背部オーラ・キャノン接続アーム:4重(各基部:ボールジョイント&2重スイング)
OFFSHOOT版では固定だったオーラ・キャノンが本商品では可動式に。
アームを引き出すことにより、砲身を前方に向けることが出来ます。


オーラ・コンバーター基部:ボールジョイント(変形機構を使用すればビールジョイント+スイング可動の2重関節に)
各翅基部:ボールジョイント接続。
生物風ディテールの入った大型の翅パーツのボールジョイントは小型の為、気持ち外れやすく感じました。
といっても普通に動かしている分には問題ありません。


各翅をフルに折り畳んだ状態と広げた状態。
ボールジョイント接続なので、空間を利用した立体的な展開も可能です。


胸部キャノピーは開閉可能。
内部のコックピットディテールもしっかりと再現されています。
コンソールパネル(?)を下げることも可能です。 パイロットは未搭乗状態です。
好みが分かれるところだとは思いますが、個人的にどちらかと言ったらコックピットは空の方が好きです。






ウィング・キャリバー形態への変形

ハンドパーツを外し、爪を前方に回転。 肘を曲げ位置を整える。


説明書には表記されていませんでしたが、肩の構造を見るに
ウィング・キャリバー時には胴体側の肩ジョイントを後方にスライドさせるのではないのでしょうか?(↑画像右)
それとも単なる肩のスイング関節でしょうか? でもそうすると後方時の肩の位置が変。


胸部キャノピーを開き、機首を持ち上げ、再度胸部キャノピーを閉じる。


膝を曲げ、つま先と踵を折り畳む。


オーラ・コンバーターを後方に移動させ、翅を折り畳めば変形完了。




・ビルバイン[ウィング・キャリバー形態]・
手首パーツの差し替えのみで、オーラ・バトラー形態からウィング・キャリバー形態への変形を再現。
変形ギミック自体はOFFSHOOT版にも搭載されていましたが、膝がしっかりと曲げられなかったりして少々不格好でした。
今回はそういった点も含めしっかりと改善されており、真横から見ても綺麗な姿勢がとれています。
また従来のウィング・キャリバー形態と異なる点として、オーラ・コンバーターが後方に下がるギミックが追加されています。
これにより前面に集中していたボリュームが軽減され、機体のフォルムがよりフラットになりました。
飛行形態としての“ぽさ”も大幅にアップしている様にも思います。
勿論コンバーターの移動無しでの従来の変形も行えます。
(↑画像ロールオーバー)












付属品&各ギミック

オプションハンド×4種(握り手、持ち手、平手×2種)、魂STAGE用ジョイント
オーラ・ソード、オーラ・ソード用鞘、オーラ・ソード用斬撃エフェクト
オーラ・ソード・ライフル、オーラ・ソード・ライフル用オーラ刃


オーラ・ソード
オーラ・ソードは付属の鞘に収納可能。 鞘はオーラ・コンバーターの側面にマウント可能。
オーラ・ソードの刀身部には塗装が施されており、重厚感が増しています。


オーラ・ソード用斬撃エフェクト
オーラ斬り等の斬撃時の画面効果をイメージした専用のエフェクトパーツも付属。
クリアパーツにグラデーション塗装が施されており、オーラ・ソードの刀身に被せる形で固定します。
大型で重量もありますが、腕の保持がしっかりとしているので、片手での保持も問題ありません。


オーラ・ソード・ライフル[オーラ・ショット時]
オーラ・ソードとオーラ・ソード・ライフルの持ち手は兼用ですが、それぞれのグリップとの相性は抜群です。


オーラ・ソード・ライフル[銃剣展開時]
オーラ・ソード・ライフルにはショット形態と銃剣形態への変形機構を内蔵。
オーラ刃パーツの差し替えのみで2形態を再現できます。
銃剣状のオーラ刃はクリアパーツ製。 シャープでボリュームもあります。


オーラ・ソード・ライフルもオーラ・ソードの鞘と同様に、オーラ・コンバーターの側面にマウント可能。
固定用のポイントはオーラ・コンバーターの両側面に用意されているので、鞘とライフルの同時マウントも可能です。


別売りの魂STAGEに対応したジョイントパーツも付属。
オーラ・バトラー時には股下に。 ウィング・キャリバー時にはコックピットブロックに取り付けて使用します。











































<SIDE HM>に続き、これまた待っていました<SIDE AB>!!
今回の<SIDE AB>は<SIDE HM>の様な明確なスケールの表記はありませんでしたが、そのボリューム&インパクトは<SIDE HM>にも引けを取りません。
ROBOT魂シリーズはSIDE間でのスケールの統一が行われていない為、今回の<SIDE AB>は従来のアイテムと並べると大分大きく
ボリューム満点のオーラ・バトラーというのは少々違和感を感じる人もいらっしゃるかとは思いますが
コンパクトに纏めたことで色々な不備が出ていたOFFSHOOT版を考えると、今回の仕様にも納得されるはずです。
ボディが大型化したことにより、造形面や彩色面でのクオリティアップは勿論のこと
可動をはじめとした本体構造や変形ギミック等にも大幅な改良が施されています。

しかし一見シンプルに見えて、アクションフィギュアにおける可動化は意外にも難しいオーラ・バトラー。
可動に特化した他アイテムと比べると、腰や股等の可動域は大分制限されるように感じます
しかしオーラ・バトラーの立体物という視点から見ると、この可動域は脅威的とも言えます。
横方向への開脚や胴体の捻り、自然な姿勢での両手持ち等、従来のアイテムでは不可能だったポージングがスムーズに行えます。
上記の通り、他アイテムと比べると不自由な部分が残っていますが、オーラ・バトラー的には十二分な可動域と言えるでしょう。
肝心の各部関節保持も安定しており、ボリュームのあるボディも抜群の安定感で支えてくれます。
大型のエフェクトパーツまでも片手でいけるとは思ってもいませんでした。 お見事。

その他にもOFFSHOOT版では不可能だったオーラ・キャノンの展開や、翅の折り畳み等といったギミックの追加を始め
ウィング・キャリバー形態時のオリジナルの解釈など、様々な要素も盛り込まれています。
クリアパーツを多用したディテールと武装表現に加え、流行りのエフェクトパーツも付属し、見栄えも大幅にアップ。
個人的に特に“グッ”ときたのはオーラ・ソード・ライフルの変形ギミック。 小物のギミックが大好物!!
とまあ、ビルバインの立体物としてのクオリティは勿論のこと、アクションフィギュアとしての弄り甲斐も一級品です。
本商品はビルバイン・トイの決定版であることは勿論
ROBOT魂シリーズを代表するアイテムの一つになったことは間違いありません。

     
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2012/08/06