■バンダイ ULTRA-ACT 『電光超人グリッドマン』 グリッドマン■


ULTRA-ACTシリーズ第22弾は『電光超人グリッドマン』より、“グリッドマン ”が登場。
円谷プロダクション創立30周年記念作品『電光超人グリッドマン』がULTRA-ACTシリーズにまさかの参戦。
直接的な“ウルトラ”作品ではありませんが、円谷プロ作品の繋がりを受けてULTRA-ACTシリーズでの展開となりました。

本体はPVC、ABS製。 外装部にABS素材を使用することでシャープでカッチリとしたディテールを表現しています。
外装パーツが多い分、触った感触はいつものULTRA-ACTというよりも、どちらかというとS.H.フィギュアーツ寄りです。
スタイルは劇中と比べると大分小顔に。 “今風”なプロポーションに纏められています。

頭部と胸部にはクリアパーツを使用し、目や胸のディテールを質感たっぷりに再現。
目やエネルギーランプ、クリスタルコンバーターだけではなく、トライジャスターまでクリアパーツ製です。
目の凹凸ディテールも小さいながらもしっかりと表現されています。

本体カラーはアーマー部のホワイトも含め、全塗装により再現。
ホワイト部にはパールホワイトカラーが使用されており、シルバーカラーとの相性抜群。
赤いスーツ(?)部も現行のULTRA-ACTシリーズと同様に塗装+つや消し処理が施されています。
その他の細かな塗り分けも徹底しており、最も複雑なグラン=アクセプターの塗り分けも綺麗に仕上がっています。













サイズ比較

ULTRA-ACT ウルトラマン(リニューアルver.)」と。
手や脚のボリュームは差ほど変わらないのですが、胴や頭のバランスが極端に違います。
その為今回のグリッドマンは他ウルトラ戦士系アイテムよりも頭半分程度小さくなっています。
設定に忠実なサイズ差にされても困りますが(グリッドマン:70m、ウルトラマン:40m)

今回のグリッドマンは従来のウルトラ系アイテムとコンセプトが異なるので、同シリーズながらもスタイルや構造が異なっているのは当然。
ウルトラ系はスーツ感を重視しているのに対し、今回のグリッドマンはアーマーパーツのバランスや
メカニカル(パーツ)感に重点が置かれているのだと思います。 こういった部分もS.H.フィギュアーツ寄りですね。



可動箇所&各部ギミック

首:4重(頭部側:横ロール&前後スイング&横ロール+胴体側:ボールジョイント) 胸:ボールジョイント。 腰:前後スイング。
腰関節は後続商品との連動ギミックを踏まえて、前後のスイング可動のみとなっています。


肩:2重(ボールジョイント&横スイング) 肩アーマー:上下スイング。 肩アーマー上下プレートパーツ:各上下スイング。


上腕:横ロール。 肘:2重スイング。 前腕:横ロール。 手首:3重(横ロール&スイング&ボールジョイント)
前腕にロール可動が組み込まれている為、前腕アーマーの向きをポーズに合わせて調整できます。


股:2重(上下スイング&ボールジョイント) 太股:横ロール。


太股中間点:横ロール。 膝:2重スイング。
前腕アーマーと同じく、太股アーマーの基部にもロール可動が組み込まれています。
恐らく後続商品との連動ギミックの際に光るポイントだと思います。


足首アーマー:ボールジョイント。 足首:3重(横ロール&前後スイング&縦ロール) つま先:上下スイング。


背中や腰、脚等の一部パーツは取り外せるようになっており、内側にジョイント受けらしきポイントが複数確認できます。
本商品単体では使用しません。 今後の活躍の場に期待。



付属品&各ギミック

オプションハンド×4種(握り手、平手、持ち手×2種)
バリアーシールド、プラズマブレード、グリッドマンソード、グリッドビーム・エフェクトパーツ


ハンドパーツは握り手、平手、プラズマブレード用持ち手、バリアーシールド兼グリッドマンソード用持ち手の計4種類付属しています。


バリアーシールド
シールドの前面部センサーフレーム?にはメッキパーツを使用。 カラーリングは本体と同様に全塗装にて再現されています。
グリップとシールドを繋ぐ部分は可動式となっており、グリップにハンドパーツを差し込みやすくなっています。


プラズマブレード
刀身部はメッキ処理が施されており、刀身部の質感を表現しています。


グリッドマンソード
バリアーシールドとプラズマブレードを合体した状態のグリッドマンソードは専用パーツにて再現。
こちらの刀身もプラズマブレードと同様にメッキパーツが使用されています。
ちなみに、残念ながらサンダーアックス用のパーツは付属していませんでした。


グリッドビーム・エフェクトパーツ
光線技『グリッドビーム』を再現したエフェクトパーツ。
クリアパーツ&グラデーション塗装により劇中のビームエフェクトを立体的に表現しています。
基部の立体的なエフェクトが“コレでもか”と尖っていますので、取り扱いには十分ご注意を。

本体への取り付けは、左腕のグラン=アクセプター発光部との差し替えにて行います。
グラン=アクセプター発光パーツは小さく取り外し難いのがネック。
エフェクトパーツ自体は軽く、取り回しやすいので、しっかりと腕に固定されます。

































今回のグリッドマンは作品の最大の魅力でもある、アシストウェポンとのコンビネーションギミックを
後続商品との連動という形で盛り込んでいく為、ベースとなるグリッドマン本体にも既に様々な要素が詰め込まれています。
その関係から従来のULTRA-ACTシリーズと比べると、一部の間接構造等に少々制限があり
現行のアクションフィギュアとしては物足りない部分もあるかと思います。
最もネックなのが腰関節ですが、しかし捻り可動は胸関節側で代用が効きますし
腰関節自体も前後には動かせるので、工夫次第で意外とどうにかなります(プラスに捉えれば)

ただし今後のギミックの為に本商品(グリッドマン)が犠牲になっているというワケでは無く
各所にグリッドマンとしてのキャラクター性を表現している要素もしっかりと取り込まれているので
一キャラクター&アクションフィギュアとしての拘りは他アイテムにも決して劣っていません。
ウルトラ戦士とは異なるスタイル表現を始め、グリッドマンアクションに対応した前腕や太股のロール可動等
ポイントポイントにしっかりと光るものがあります。
クリアパーツやメッキパーツによる質感再現や全塗装によるカラーリング表現も見所です。
付属品も充実しており、シリーズお馴染みの光線エフェクトパーツを始め
グリッドマンの特徴であるバリエーション豊かな武装も用意されているので、本商品単体でもグリッドマンを存分に堪能できます。

今回のグリッドマンに一アクションフィギュアとしての高水準のアクション性を求めるか
それともグリッドマンという作品性を求めるかで、本商品に対する評価は大きく変わってくると思います。
私個人としてグリッドマンは武装と連動してナンボだと思うので、今回の様な連動ギミック前提の構造は非常に魅力的に感じました。
勿論本商品の最終的な評価を出せるのは後続商品と合わせてからだと思うので、一概には言えませんが。
何は兎も角、次回作のサンダーグリッドマンに大きく期待です。

     
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2012/10/10