■バンダイ ULTRA-ACT 『ウルトラマン』 レッドキング■


ULTRA-ACTシリーズ第21弾は『ウルトラマン』より、“レッドキング ”が登場(ウルトラマンマックスとの同時発売)
全ウルトラマンシリーズの中でもトップクラスの知名度を誇る、超有名怪獣の一体。
凶悪な面構えながらも、どこか愛らしくも見えるつぶらな瞳がお気に入り。

全高は約185mm。首から頭部にかけて長さがあるデザインなので結構なボリュームがあります。
ノンスケールなので正確なサイズ差は分かりませんが、同シリーズのアイテムと並べる分には特別違和感無く、統一感も出ていると思います。
造形イメージは初代レッドキングを思わせます。
蛇腹の様な皮膚ディテールをはじめ凶悪な面構え、細かなシワ状モールド等、全身にビッシリと施されています。
スタイル及び各部バランスも非常に良く、正しく“レッドキング”です。
ただし可動関節を全身に組み込んでいる関係で、どうしてもパーツ毎の分割線が目立ってしまいます。
全身の皮膚ディテールに合わせた工夫等はされていますが、股間接は可動域確保の為
わざと隙間を発生させている部分もあるので、股の位置及び見る角度によっては、目に付く場合があります。
しかし全体のラインはとても綺麗に纏められており、可動後も自然なラインを保つ様な工夫が施されています。

本体カラーは全塗装により再現。 塗装により再現されたメインカラーの白っぽい黄土色?には
劇中のスーツ特有の“ヌメ”っとした重い質感も表現されており、いい味が出ています。
蛇腹のラインに沿って施されたシャドー塗装も当然再現されています。 頭部周辺の精密感も◎
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サイズ比較

ULTRA-ACT ウルトラマン(リニューアルver.)」と。
人型であるウルトラ系アイテムともいいサイズ差が出ていると思います。



可動箇所&各部ギミック

下顎:2連ボールジョイント。 頭部側首:ボールジョイント。


胴体側首:2連ボールジョイント。 胸:2連ボールジョイント。


肩:2重(ボールジョイント&横スイング) 上腕:横ロール。 肘:3重(中央部:前後スイング+上下基部:横ロール) 手首:2連ボールジョイント。


腰:2連ボールジョイント。 股:2重(前後スイング&ボールジョイント)


膝:3重(中央部:前後スイング+上下基部:横ロール) 足首:2連ボールジョイント。


尻尾は計5パーツに分割されており、各節毎に2連ボールジョイントによる可動関節が組み込まれています。


尻尾の全間接を曲げた状態。



付属品&各ギミック

オプションハンド×3種(平手、岩固定用右平手、左平手2)、岩、爆破岩


ハンドパーツは通常の平手の他に、付属の平手を固定できる右平手と、グワッっと指を開いた状態の左平手が付属。


“岩石投げ”を再現できる、同スケールの岩石パーツが付属。
岩の底部にはピン固定用のダボ穴が設けられており、専用ハンドパーツを固定すればガッチリと保持が可能です。
大きめのパーツですが、手首間接の保持がしっかりとしているので、片手でも楽々取り回せます。


岩が地面にぶつかった際の衝撃を表現した「爆破岩」なるパーツも付属。
ベースとなる岩肌に投げつけられた岩が衝突して、粉々になった瞬間を衝撃エフェクト付きで表現しています。
ジオラマ的なパーツとなっており、本体とは別に地面に直接設置して使用します。
付属の岩石パーツを投げつけるもよし、足元に置いて歩行の衝撃を表現するも良し。
他アイテムと組み合わせれば、バトルシーンの演出等にも使用できます。
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シリーズ久々の大型怪獣アイテム。
メインとなるウルトラ系アイテムと比べるとリリースペースは極端に劣りますが
今も尚こういった怪獣系アイテムも一般発売枠で出し続けてくれているというのは非常に好感が持てます。

造形や彩色技術は既に過去のウルトラ怪獣系アイテムやS.H.MonsterArtsでお墨付き。
今回も納得のクオリティとボリュームでレッドキングを再現しています。
オプション面では光線技等の派手な技を持たないレッドキングのキャラクター性を演出してくれる岩(笑)が用意されているので
本商品単体でも十二分に楽しめます。 臨場感溢れるディスプレイやバトルシーンの演出等使い方は様々。

今回のレッドキングはS.H.MonsterArtsシリーズ展開開始後初となる大型怪獣アイテムということで
従来のULTRA-ACT大型怪獣アイテムで培った技術に加え、S.H.MonsterArtsシリーズからのフィードバックも多分に見受けられます。
今回のポイントは“上半身の可動を重視した間接機構”
足元の岩石を持ち上げるシーンをはじめとする"レッドキングらしさ"をアクションに盛り込む為
腰部関節パーツの構造面で新たな取り組みが行われていました。
従来の大型怪獣アイテムでは腰部と腹部パーツをボールジョイントで直接接続したいたのに対し
今回のレッドキングでは、ボールジョイントという機構自体は継承しながらも、そこに可動軸を増設。
ブロック毎に繋げるのではなく、頭から腰にかけて一本の可動フレームが通っている様な構造となっています。
これにより、今まで以上に深い前屈姿勢が行えるようになりました。

このフレーム構造は胸から首にかけての、ディテール構成面の繋がりにも影響を及ぼしており
ディテールの繋がりを維持しながら前後の可動域を広く取れるように配慮されています。
つまるところ“ラインが綺麗”。 首を上げるにしても胴体を捻るにしても、ラインが綺麗に保たれます。
胴体以外の可動域に関しては比較的平均的ではありますが、胴体周りが良く動くので、アクションの自由度はかなり高いです。
ただ肘関節や膝関節のスペースを見ると、もう少し深く曲げられそうな余裕が見受けられます。 この点は次回の改良に期待でしょうか。

     
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2012/09/04