■バンダイ S.H.Figuarts 『仮面ライダー剣』 仮面ライダーブレイド■


「S.H.フィギュアーツ」第117弾は『仮面ライダー剣』より、“仮面ライダーブレイド”が登場。
5周年を迎えたS.H.Figuartsで、待望(主に個人的に)の『仮面ライダー剣』シリーズがスタート。
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダー剣シリーズ第1弾は、『仮面ライダー剣』の主役ライダー「仮面ライダーブレイド」を立体化。

ライダーシステム系ライダーのS.H.Figuarts化に合わせ、可動素体を完全新規で作り起こし。
スタイルや造形表現は勿論のこと、一部関節構造等も大幅に見直した、新型素体が採用されています。
全高は約150mm。 従来のS.H.フィギュアーツ ライダー系アイテムと同サイズとなっており、シリーズとしての統一感も抜かりありません。

ボディスーツの造形は、各種アーマーや腕や脚の「アームズシェル」「レッグスシェル」(リング)等のディテール再現に加え
スーツのシワ等の材質表現が今まで以上にハッキリと加えられており、劇中スーツ感が増しています。
各部関節処理も見事で、プロポーションバランスは申し分なしの仕上がり。 頭が大きかったり、胴体が短いなんてこともありません。
足首の関節ジョイントには、足首周りのアーマーと一体となったカバーパーツが取り付けられています。
これにより、脛から足先にかけてのラインやデザインを崩すこと無く、可動範囲の可動も実現しています。
ちなみに足には金属パーツは使用されていません。 しかし、可動性能が優秀なので、接地性や安定性は問題ありません。

特徴的なマスク前面の「スペードシールド」にはクリアABS裏面モールドを採用し、リアルな質感とディテールを精密再現。
裏面モールドが採用されたことにより、多重構造ならがもクリアパーツの厚みや淀みの様な影響は出ておらず、スッキリと仕上がっています。
モールド造形や複眼造形といった部分も小さいながらも徹底しており、物凄い情報量のパーツとなっています。
ただ眼のサイズがちょっと小さめで、正面から見ると少々違和感が出ます。
ただ眼自体の垂れ目&丸目具合は申し分無しのバランスなので、暫く弄っていたら見慣れてしまいました。
基本、ちゃんとブレイドになっているので、これはこれでOK。

本体カラーは成型色&一部塗装により再現。
スーツのメインカラーであるブルーは成型色ですが、革素材を表現した細かいシボ加工がプラスされているので質感は抜群です。
その他各種アーマー類は塗装により再現。バックルやブレイラウザー等の細かな部位の塗り分けも完璧です。













可動箇所&各部ギミック

首:3重(首側:2連ボールジョイント&胴体側:ボールジョイント) 腰:ボールジョイント。


胸:2重(引き出し式前後スイング&ボールジョイント)
胸関節はジョイントを引き出すことにより、今までに無く大きく胴体を前に倒す事が出来ます。
これにより前傾姿勢系のポージングの幅&表現度が広がりました。


肩:2重(ボールジョイント&横スイング) 肩アーマー:3重(2重スイング&ボールジョイント)
肩アーマーと肩は多重関節ジョイントで接続されています。 内側に折り畳まれている2重スイング関節を引き出すことにより
肩アーマーが腕から離れ、隙間が出来ます。 これにより、肩アーマーと胴体が干渉すること無く、腕を真横に上げることが出来ます。
またジョイントの接続は全て裏側で完結しているので、表側には一切露出していないというのもポイント。 肩周りが無茶苦茶スッキリとしています。


上腕:横ロール。 肘:2重スイング。 前腕:横ロール。 手首:3重(横ロール&スイング&ボールジョイント)
従来の上腕側のロール可動に加え、今回は前腕側にもロール可動関節が仕込まれており
前腕部アーマーの向きの調整及び、肘関節の可動域の確保が可能となっています。


股:2重(縦ロール&横スイング) 太腿:横ロール。 膝:2重スイング。
股間接は非ボールジョイントタイプ。 ポロリとは無縁です。 勿論、保持性能も抜群です。


足首:3重(横ロール&上下スイング&横スイング) つま先:上下スイング。



付属品&各ギミック

オプションハンド×5種(右手×5、左手×4)、ラウズカード×8種
ブレイラウザー、ブレイラウザー用交換トレイパーツ、ブレイラウザー用ホルスター
ブレイラウザー用エフェクトベース、キック用エフェクトパーツ、トレイパーツ用シール(画像省略)



ハンドパーツは握り手、平手、形状の異なる2種類の持ち手、カード用右持ち手の計5種類付属。


ラウズカード
ブレイドと同スケールのラウズカードが付属。
絵柄はスペードスートのA、2、3、4、5、6、7、9の8枚。
絵柄以外はS.H.フィギュアーツ 仮面ライダー龍騎シリーズのアドベントカードと同仕様。
プラ製で薄く、耐久性も高い、高品質なカードです。 勿論絵柄や裏面の模様の再現度も完璧です。


カード用の持ち手も付属しているので、薄いカードをしっかりと保持が可能。
3枚纏めての保持でも問題ありませんでした。



醒剣ブレイラウザー
ブレイド専用の剣型カードリーダーも本体と同スケールにて立体化。
ABS製なので刀身の先までシャープに仕上がっています。
細かな装飾ディテールは勿論、各部カラーリングも合わせて見事な再現度です。
APの表示液晶等も抜かりありません(表示APはブレイド初期の5000AP)


ブレイラウザー最大の特徴であるカードトレイの展開は、トレイパーツの差し替えにて再現。
収納状態と展開状態、2種のトレイパーツが付属しており、パーツの差し替えで状態の変化を再現できます。
展開状態のトレイには、収納されているラウズカードがシールによって両面再現されています。


ちなみにトレイ用のシールは別に付属しており、開封後自分で貼る必要があります。
絵柄面のシールはプライムベスタ状態とプロパーブランク状態、2タイプが全種用意されており
好みでトレイの状態を再現することが出来ます。 全部未封印状態なんてことも。
シールをワザと貼らない場所を作れば、カードの取り出し状態なんてものも再現可能です。


ブレイラウザー用ホルスター
ブレイド用の「ラウザーホルスター」もしっかりと用意されており、付属の「ブレイラウザー」を実際に収納可能です。
ホスルターの接続ジョイント及びホルスター本体はプラ製。 アーム部は軟質製です。


アームとホスルター&ベルト接続用ジョイントは別パーツになっており
アームの向きとは別に、ホルスターの向きを調節することができます。
またベルト接続用ジョイントのピンは、“反し”が付いたカッチリと固定できるタイプなので
ホルスターがポロリする心配もありません。


ブレイラウザー用エフェクトベース
ブレイラウザーを地面に突き刺した状態をイメージした、エフェクトベースも付属しています。
ブレイラウザーの剣先をエフェクトベースに差し込むことにより、エフェクトベースにブレイラウザーを固定できます。
これにより、ライトニングブラスト発動時等のブレイラウザーの一連の状態を再現できます(突き刺し後放置)



キック用エフェクトパーツ
ブレイドのキック技「ライトニングブラスト」や「ライトニングソニック」時をイメージした、キックエフェクトも付属。
キックエフェクトはクリアパーツ製。 足の裏には本体ソールモールドと同じスペードの模様が設けられており
足を差し込むとソールモールドとスペードの模様が重なり、モールドが強調されるという演出が加わっています。


エフェクトはつま先に差し込む様に固定します。 簡単かつ、保持性能も抜群です。
キックエフェクトから伸びる3本の電撃エフェクトは、それぞれボールジョイントで別々に可動します。







































バンダイのハイエイジ向けアクションフィギュア“S.H.Figuarts”の誕生から5年、遂に仮面ライダー剣シリーズがスタート。
過去5年間で培ったバンダイのアクションフィギュア技術の結晶なだけあり、待ちに待った甲斐のある素晴らしい物に仕上がっていました。

まず何といっても造形面。 S.H.Figuarts化に伴いアレンジされたスタイルと各部ディテールは
現行アクションフィギュアの理想的とも言えるバランスに纏められており
劇中スーツの再現度合いとアクションフィギュアとしてのスタイルが、見事にマッチしてます。
クリアパーツを使用してのマスク部多重構造再現や、元のデザインに上手く埋め込んだ関節&アーマー構造等も見事です。
眼のバランスに関しては唯一引っかかりましたが、全体の方向性としては決して間違っていないと思います。

次に可動性能。 やはり動かしてナンボのアクションフィギュアなだけあり、ここが最も光ります。
シリーズスタート当初から可動性能は非常に優秀でしたが、今回は更なる試みとして
引き出し式の胸関節やカバー付きの足首部多重間接等が搭載されており
ライダーには欠かせない前屈姿勢でのキックポーズ等が、今まで以上にスムーズに決めることができます。
その他にも前腕のロール可動や肩アーマーの多重間接式ジョイント等の、弄り易く効果的なポイントが多数あります。
前述した通り、見た目の処理も素晴らしく、動かした後のスタイル&見栄えも抜群。
また何より、パーツのポロリや不安定感等一切無いので、兎に角動かしやすい。
気軽に楽しく弄ることが出来る、この弄り心地はシリーズでも抜きん出ています。

勿論、S.H.Figuartsシリーズの隠れた?魅力でもある、オプション類も抜かりありません。
基本的なブレイラウザーのマウントは勿論のこと、カードトレイの展開やカードのスキャン
地面への突き刺しにいたるまで、一連のラウザーアクションを思う存分堪能できます。
ラウザー自体のクオリティも素晴らしく、加えてトレイのギミックやカードの絵柄再現等も徹底しています。
コストを抑える為と思われるトレイのシールも、結果的には劇中バリエーションが広がることとなり、大正解。
加えて現行S.H.Figuartsシリーズではお馴染みのオプションとなっている、技エフェクトパーツも用意されており
ラウザーアクションだけでは無く、必殺技アクションまで押さえているという充実っぷり。
ここまで充実した内容の物は、シリーズ初期のリリースでは決して実現しえなかったことでしょう。

     
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2013/08/26