バンダイ S.H.Figuarts 『仮面ライダーオーズ/OOO』 仮面ライダーオーズ[タトバコンボ]■


「S.H.フィギュアーツ」第51弾は『仮面ライダーオーズ/OOO』より、“仮面ライダーオーズ タトバコンボ”が登場。
仮面ライダーWシリーズから引き続き、今回のオーズシリーズも本編放送真っ最中にS.H.フィギュアーツに参戦。
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーオーズシリーズ第1弾は、仮面ライダーオーズの基本フォームである
「タカコア(タカヘッド)」、「トラコア(トラアーム)」、「バッタコア(バッタレッグ)」から成る『タトバコンボ』

低年齢向けトイシリーズの「OCC(オーズコンボチェンジ)」では、本体を3分割するという大胆な方法で
オーズ最大の特徴である“コンボチェンジ”を玩具のギミックとして取り入れていましたが
S.H.フィギュアーツでは前作のダブル同様、コンボチェンジ(フォームチェンジ)ギミックはオミットして
可動と本体ディテール&プロポーションに特化した作りになっています。
またバッタレッグのバッタ脚への変形ギミックといったものも省略されています。
ちなみに胸部オーラングサークル部は接着されていますが、各図柄は別パーツになっており
多少手を加えれば(自己責任で)、他コンボとの組み合わせで亜種形態も再現できる…かもしれません。

頭部複眼&オークォーツ及びバックル部オーズドライバーにはクリアパーツを使用。
複眼は明るく、内部モールドもしっかりと再現されているので、なかなかの見栄えです。
OCCシリーズでは省略されていたオーズドライバー等のカラーリングも、メダル部まで細かく再現されています。
3枚それぞれのメダルの他に、バックル部の青いラインや、メダル投入口のクリア部分まで再現。
オーズドライバーは別パーツになっており、バックル部から取り外しも可能。 ドライバーの保持が若干緩めだったのが気になります。
全身の細かなカラーリングも勿論びっしりと再現されています。
OCCシリーズでは一部を除き黒いラインの塗り分けは省略されていましたが
本商品では頭の上から足の先まで、全ての黒いラインが塗り分けられています。
各ディテールもしっかりとし作りこまれており、立体感があります。
ただし場所によっては塗りムラがあったり、ハミ出しがあったりと少々雑な部分も目につきます。
ちなみに劇中のスーツやパッケージサンプル等では目の下のラインが無いのですが
製品版では目の下に赤いラインが追加されています。 単なるミスでしょうか。







可動箇所&各部ギミック

首:球体ジョイント(上下基部:ボールジョイント&中間部:前後スイング)&ボールジョイント。
胸:ボールジョイント。 腰:ボールジョイント


肩:2重(ボールジョイント&横スイング) 肩アーマー:上下スイング。 上腕:横ロール。 肘:2重スイング。 手首:球体ジョイント


股:2重(上下スイング&ボールジョイント) 太もも:横ロール。


膝:2重スイング。 足首:ボールジョイント。 つま先:上下スイング。
足首部には残念ながら金属パーツは使用されていません。
またパッケージ等のサンプル画像では足首部間接の構造が、フィギュアーツお馴染みの多重間接になっているのですが
製品版では単なるボールジョイント接続に変更されており、接地性はかなり悪いです。
足首の可動だけ見ればOCCとほぼ変わらないのでは?



付属品&各ギミック

オプションハンド×4種(握り手、武器持ち手、スキャナー用右持ち手、平手)
メダジャリバー、オースキャナー、展開時用トラクロー×2


本体同様、メダジャリバーのカラーリングも両面共に細かく再現されています。
特別なギミック等はありません。


腰部オースキャナーは取り外し可能。専用も持ち手も付属しており、安定した保持が可能です。
オースキャナーのカラーリングの再現度も非常に高いですね。 発光部のラインが素晴らしい。


前腕部トラクローの展開はパーツの差し替えで再現。 手首のリングとトラクローが一体になっており、その部分を交換します。
収納時、展開時 それぞれの形態に合わせた造形になっており、収納時はコンパクトに、展開時は大きくシャープに仕上がっています。
手首のリングは取り付け時に位置が固定されるので、グルグル回ってしまう心配もありません。







S.H.Figuartsシリーズの発売3周年を記念して、本商品及び後日発売予定の「侍戦隊シンケンジャー シンケンレッド / シンケンゴールド」を対象とした
『S.H.Figuarts 3周年記念!スーパーヒーローキャンペーン』なるものが実施されます。
本商品には初回特典として同スケールの「アンクフィギュア」が付属します。
こういった初回特典は商品パッケージに同梱されることが多いのですが、今回はわざわざ専用パッケージまで用意されています。




・アンク・
右前腕部のみのキャラですが、S.H.フィギュアーツフォーマットで完全再現?
右前腕部に全身分の造形技術が全て注入されているかの様な気合いの入りっぷり。
鱗の様な皮膚や皺等、ビッシリと作りこまれています。 手首部はボールジョイントで可動します。
メインカラーの赤はメタリックカラーを使用。 爪や前腕部装甲のグラデーション等も細かく再現されています。
アンク単体でのディスプレイに対応した、専用魂ステージも付属。 支柱部ジョイントをアンク肘部に差し込み固定します。
台座部にはアンクと一話のセリフ「歌は気にするな!」の文字がプリントされています。
ちなみにアンクの支柱部差し込み口(肘部ポイント)はフィギュアーツやフィグマジョイントと同サイズなので
ジョイントのサイズさえ合っていれば、アンクを他フィギュアに憑依させる なんて遊びも可能です。
(↑画像ロールオーバー)














































仮面ライダーダブルから引き続き、今回の仮面ライダーオーズも放送中にS.H.フィギュアーツ化を果たしました。
こういったハイエイジ向けトイでの商品化は放送終了後からというイメージは以前はありましたが
ここ最近ではリリースペースが異常なほど速くなり、旬真っ只中に手にできるのが当たり前になってきましたね。
そういったリリースペースの速さ&手広さも本シリーズの魅力の一つとなってきました。

勿論低年齢向け玩具では出来ない、複雑なディテールの再現と優秀な可動(一部を除く)はオーズでも健在。
クリアパーツも効果的に使われており、特にドライバーの再現度の高さには驚かされました。
彩色に関しては少々荒はありましたが、この価格帯&このサイズのフィギュアならば十二分に合格点だと思います。

ただ足首部間接には大きく不満が残ります。 金属パーツ未使用云々の前に、今回のは動かなすぎます。
内側への可動がとにかく苦手なので、脚を開いてのアクションはハッキリ言って“向いていません”
可動関節の改悪にも疑問が残ります。 それこそサンプルと同じ構造で良かったのですが
なぜ製品版では可動範囲の狭いボールジョイントに変えたのでしょうか。
足首のフォルム的には製品版の方が綺麗ではありますが、動かないのでは意味がありません。
プラパーツでは従来の多重間接は強度的に問題があったのか
それともバンダイ的にはこちらの方がアクションフィギュア向けだと思ったのか、そこら辺は謎です。

勿論平均的なアクションフィギュアとして見ればそうでもない部分なのかもしれませんが
可動がウリのS.H.フィギュアーツでコレはいかがなものなのでしょうか。
他コンボのリリースも予定されていますが、そちらでは改善されていることを強く望みます。


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2011/02/05