バンダイ S.I.C. VOL.70 仮面ライダーウィザード[フレイムスタイル]■


“平成仮面ライダーシリーズ”第14作目『仮面ライダーウィザード』がS.I.C.シリーズに参戦。
S.I.C. 仮面ライダーウィザードシリーズ第1弾は、仮面ライダーウィザードの基本形態である“フレイムスタイル”をS.I.C.アレンジを盛り込み立体化。

先ず最初に目に付くのが、ウィザードが纏う黒い魔法衣「ウィザードローブ」へのアレンジ。
全体にディテールを追加することで情報量が大幅に増しています。 どこか牙狼チックな禍々しいデザインに。
放送時間帯が深夜だったらこんなデザインだったかもしれませんね。
こうしたディテールに加え上着の裾周りの形状が変化したことで、“衣装感”と“実際に着込んでいる感”がより強く出ています。
胸部アーマー及び肩アーマーの装飾には鳥の羽状状の飾りが追加されており、フレイムスタイル独自の個性も強調されています。
シンプルだった脚周りには甲冑風のアーマーが装着され、蹴り技を主とする戦闘スタイルに機能性と説得力が増しています。
右手首側のみに存在する装飾はドラゴタイマーへの伏線を表しているのでしょうか。
ローブの裏には魔法陣のプリントが随所に施されており、何かしらの魔法を“仕込んで”いるというのが伝わってきます。

頭部、胸、腹、手首、足首、ハンドオーサー、手や腰の各部リングにはクリアパーツを使用し、宝石の質感とディテールをリアルに表現。
胴回り及び下半身のウィザードローブには軟質素材が使用されており、可動に柔軟に対応しています。
可動に関しては後述しますが、下半身のウィザードローブは中間部で分割されており
内側に組み込まれた可動関節で上下左右に自由に可動するようになっています。
従来の一体造形と比べると、分割線があるので見栄え的にはマイナスなのですが
S.I.C.アレンジのオリジナルディテールがビッシリ入っていることで、分割線もデザインの一つのように見え、あまり違和感はありません。
S.I.C.恒例のダイキャストパーツは、今回は脛アーマー。 前作のオーズよりも若干増えていますね。













可動箇所&各部ギミック

首:4重(頭部側:横ロール&前後スイング&ボールジョイント+胴体側:ボールジョイント)
股:ボールジョイント。 太腿:横ロール。


胸:3重(ボールジョイント&2重スイング) 腰:2重(ボールジョイント&前後スイング) 胸アーマー:2連ボールジョイント。
胸関節は引き出し式の前後スイング関節が組み込まれており、90°近く前屈が可能です。
胸アーマーは可動式になっており、胸や肩の可動に合わせてずらすことが出来ます。


肩:2重(ボールジョイント&横スイング) 肩アーマー:上下スイング。
上腕:横ロール。 肘:2重スイング。 手首:3重(横ロール&スイング&ボールジョイント。)


膝:2重スイング。 足首:3重(横ロール&前後スイング&縦ロール) つま先:上下スイング。


下半身のローブの基部には背中側に可動ジョイントが組み込まれており、上下左右に自由に可動します。
更に中間部にも上下の可動が可能な関節ジョイントが組み込まれているので
アクションに合わせてローブを広げたり、靡かせるといった表情付けが可能です。
ジョイント自体の保持性能もしっかりとしているので、持ち上げた状態での固定も難なく可能です。


ウィザードライバーのハンドオーサーは可動式。
差し替え無しで左右に移動できます。


ベルトの背中側のパーツを取り外すと、魂STAGEの可動支柱に対応したポイントが出現します。
これにより、直接可動支柱に取り付けが可能となります。



付属品&各ギミック

ハンドパーツ×4種(右手×4、左手×4)、ウィザーソードガン×2種(ソードモード、ガンモード)、ウィザーソードガン用差し替えパーツ×2
プラモンスター・レッドガルーダ、ガルーダパーツ×一式、専用台座(画像省略)



ハンドパーツは握り手、武器用持ち手、表情の異なる2種類の平手の計4種類付属。
全てのハンドパーツにクリアパーツ製の指輪が装着されています(ハンドパーツとの一体成型)



ウィザーソードガン[ガンモード]
ウィザードの専用武器ウィザードソードガンは、ガンモードとソードモードをそれぞれ別パーツで再現。
ガンモードは刀身の折り畳みをオミットし、銃口を刀身上部に設置。 短い刀身は銃剣のようです。
各部装飾は銃火器登場初期の中世の銃を思わせる、芸術的な装飾へとアレンジされています。 グリップも木製(風造形)に。
素材はガンモード、ソードモード共にプラ製なので取り回しやすいです。


ウィザーソードガン[ソードモード]
ソードモードでは刀身が魔法で大型化。 グリップの角度も変わっています。
刀身にはクリアパーツを使用し、アレンジが加わっていながらも元の雰囲気も備えています。
専用の持ち手が用意されており、どちらのモードでもしっかりとした保持が可能です。


各ウィザーソードガンのハンドオーサーは、パーツの差し替えで開閉状態を再現。
掌の紋章ディテールはより複雑なものに。



専用台座
ウィザードの蹴り&空中アクションに対応した専用台座が標準付属しています。
台座は魂STAGE ACT.5の土台と魂STAGE ACT.4の可動支柱を組み合わせた物。
ウィザードには直接可動支柱を差し込めるので、保持用のアームパーツは付属していません。



プラモンスター・レッドガルーダ
同スケールのプラモンスター・レッドガルーダ(起動状態)も付属。
クリアパーツ製で、両足の付け根が前後に可動します。




ガルーダ Show Time[フレイムスタイル×レッドガルーダ]
S.I.C.オリジナルギミックとして、プラモンスター召喚時の魔法演出を玩具オリジナルギミックとして新解釈。
プラモンスターのパーツを模した追加装備を全身に纏うことで、プラモンスターの能力を付加したような姿へと変わります。
早い話がプラモンスターを模した追加装甲パーツ。 一部パーツの差し替えでウィザード本体へ装着します。

ガルーダパーツは兜、足の爪、翼の3点で構成されています。
兜装着時は頭部の角パーツとの差し替え。 翼装着時は背中の装飾パーツとの差し替えにて行います。
足の爪パーツは足の裏にそのまま取り付けるだけです。
ガルーダパーツはプラモンスター同様にクリアパーツ製。 パーツを纏うことでガルーダへと姿が変貌します。
ちなみに本ページに掲載している画像では、翼の取り付け向きが間違っています。
正しくは魔法陣プリントの面は裏面です。 ご了承ください。

翼の基部は可動式ですが、縦ロールとスイング可動のみの可動となっているため
翼を開いた際の向きの微調整がイマイチ決まりません。 この点は残念。
基本、↑画像の様に正面に向けて開いた状態がデフォで、それ以外の向きは微妙です。
(↑画像ロールオーバー)















































『仮面ライダーウィザード』の世界観と“魔法使い”という要素をS.I.C.独自の視点で新解釈。
前作のオーズと比べるとアレンジはちょっと大人しめ?…かと思いきや、いざ実際に目にしてみると決してそんなことはありませんでした。
衣装感を強調したローブはどこか禍々しい雰囲気を帯びており、魔法使いとしての怪しげな雰囲気を演出。
内側に仕込まれた魔法陣や、ウィザードの戦闘スタイルを踏まえたオリジナルの脚部アーマーといった要素も素晴らしいです。
またフレイムスタイルのキャラクター付けとして、従来の色や宝石ディテールの形状だけでは無く
一部の装飾にオリジナルの羽根型装飾やローブの形を変化させることで、更なる個性を盛り込んでいます。
世界観と歴史を感じさせるウィザードソードガンのアレンジにもグッと来ました。

「プラモンスター」召喚の魔法演出をS.I.C.オリジナルギミックとして取り込んだ“Show Timeモード”では
今まで影の薄かったサーポート・メカ(使い魔)との連動が強調され、存在感がグッと増しています。
プラモンスターの能力を付加しパワーアップを果たすという設定(と勝手に予想)も、ウィザードの世界観にマッチしていますし
全身に追加武装を纏うという構造は、後の強化形態への繋がりをも感じさせます。
他のスタイルのShow Timeモードでは、どういった組み合わせと姿になるのか そういった点も気になる、非常に面白い試みだと思います。

可動面では胸部引き出し式関節の採用により、更なるパワーアップが図られています。
衣装の軟質素材との組み合わせにより、驚きの可動域を実現しており、蹴りポーズも楽々行えます。
また各部の関節保持も良好なので、ストレス無く気持ちよく弄れるというのも高ポイントです。
可動面でネックになる下半身を覆うローブは、分割式の可動方式が取られており、差し替え無しで自由な可動が可能に。
分割線やポーズによっては隙間が発生してしまうのが難点ですが、S.I.C.のアレンジ造形とどこかマッチしているので、それ程違和感はありません。
ローブの可動関節の保持性能もしっかりとしていたという点も◎でした。

     
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2014/08/26