NECA 『Pacific Rim』 18inch Action Figure: Gipsy Danger■


SF映画『パシフィック・リム』に登場する人型巨大兵器「イェーガー」と巨大生命体「カイジュウ」の7インチフィギュアを展開中のネカ社から
企画外の超ド級サイズ 18インチ(18インチ=約46cm)サイズでパシフィック・リムのロボ&怪獣を立体化。
第一弾は主人公機のアメリカ製第3世代イェーガー「ジプシー・デンジャー」

スケールアップに伴い全身に細かなディテールモールドを追加し、頭部と胸部タービンにはライトアップギミックを追加。
頭部バイザー、額、胸部タービンにはクリアパーツを使用。 バイザー内側のディテールはシールで再現されています。
頭部バイザー周りの質感&ディテールは、単色で塗り潰されていた7インチ版とくらべれば遥かに細かく、再現度も高くなっていますが
我々が普段慣れ親しんでいる日本製アクションフィギュアの多重構造式のクリアパーツ&ディテール表現と比べると、大分見劣りします。
ボディの大半を占める外装部にはPVC素材を使用。 胴体の内部フレームや一部関節、足の裏等の負担のかかる部分にはABS素材を使用しています。
この大きさなので重量も相当なものですが、重心バランス、関節保持共に安定しており、ちょっとやそっとの振動では影響ありません。

本体カラーは成型色をベースに部分塗装により再現。
メインカラーの青は成型色再現ですが、全身ほぼ隈なく汚し塗装が施されている為、下地の成型色が直で露出している部分は殆どありません。
間接や背部のメカフレーム等にはシルバーカラーによる汚し塗装が加えられており、金属感を演出しています。
各汚し塗装はアップで見るとかなり大雑把でやり過ぎに感じますが、遠目で見るとそれが良いアクセントになっており、巨体感をより強調しているように感じます。
各種マーキングはプリントにより細かく再現。 胸のノーズアートも抜かりありません。
(↑画像ロールオーバー)






















サイズ比較

これが18インチ(約46cm)アクションフィギュアの存在感!!
ギリギリ撮影ブースには収まりましたが、これ以上下からのアングルで撮影しようとすると、バックシートから見切れてしまいます。



可動箇所&各部ギミック

首:ボールジョイント。 胸:ボールジョイント。


背部両側面部パネル:上下スイング。 肩:2重(縦ロール&クリック入り横スイング)
肩アーマーは無可動なので、胴体側に干渉してこれ以上(↑画像左肩)横に開くことはできません。
肩部背面側装甲(左右に伸びるプレート状の装甲)が無可動で、背部両側面部パネルが可動するのも謎。
ここが可動しても特別何かが変化するといったようなことはありません。


肘:クリック入りスイング。 手首:ボールジョイント。
上腕には可動ポイントが無い為、基本的に腕は上下に上げるのみで、捻り等の動きはできません。


股:2重(クリック入り縦ロール&クリック入り横スイング)
太腿にも可動ポイントはありません。


膝:クリック入りスイング。


足首:2重(ボールジョイント&クリック入り横ロール) 踵:上下スイング。
足首のボールジョイントの可動域は、前後左右にほんの気持ち程度捻れる程度です。
開脚時に足首を横に倒すだなんてもってのほか、基本的に素立ち状態でしか接地しません。
これで踵が動くのも謎。 歩行ポーズを取らせるならば、つま先の方がよっぽど使い勝手が良かったです。


LEDライトアップギミックにより額と胸部タービンが発光します。
スイッチは背部側に設けられており、額とタービンが同時に発光します。
やはりタービンが発光すると一気に雰囲気が出ますね。
ちなみに額のクリアパーツは本来の発光部だけでは無く、その周辺まで光ってしまうので、ちょっと見栄えが悪いです。
このサイズならば、もう少しどうにか出来たと思うのですが。
(↑画像ロールオーバー)


オプションパーツとして追加武装の「チェーンソード」パーツが付属。 このパーツだけで全長:約20cm!!
前腕に取り付けることでチェーンソード展開状態を再現できます。 2本付属しているので、二刀流なんてことも可能。
ちなみに7インチ版を流用していたサンプル画像では、平手パーツが写っていましたが、製品版のハンドパーツは握り手のみです。
できればこの他にも、平手とプラズマキャノンといったようなオプションも欲しかったですね。
(↑画像ロールオーバー)



































ただただデカイ!! 本商品はこの一言に尽きると思います。
他に類を見ない圧倒的な超特大サイズで、イェーガーの巨体感を思う存分堪能できます。
スケールアップに伴い追加された細かなディテール造形や、ノーズアート等の各種マーキングにより、情報量も多く、見応えも十分。
目玉ギミックである発光ギミックは、劇中の雰囲気をより高めてくれており、その存在感は圧巻です。

ただ我々が普段触れている日本メーカー製のロボ物トイと比べると
一部のディテール造形表現や彩色クオリティ、可動ギミック等は大きく劣ります。
一番驚いたのが可動域の狭さ。 いくらネカ社のアクションフィギュアでも、ここまで大きいサイズならばある程度は動くだろう…
と根拠の無い期待をかけていましたが、開けてビックリ、てんで動きゃしません。
足の接地性の悪さが最大のネックとなり、まともに決まるポーズは素立ちが歩行ポーズ位しかできません。
ある程度アメトイに理解がある方ならば「まあそんなもんだろ」程度かもしれませんが、そうでない方はかなり物足りなく感じると思います。

しかし1万円弱の値段でこのサイズ&迫力のイェーガーが手に入るという事は、それだけでお釣りがくる位の魅力です。
素立ちで立たせておくだけで、その圧倒的な巨体感にやられること間違い無し。 この迫力の前では可動や作りの粗さなんてものは二の次です。
こんな日本の住宅事情ドン無視のトンデモアイテムを出せるのはアメトイならでは。 今後、こんなアイテムとはまず出会えないでしょう。
メカ物アクションフィギュアとしてはオススメしませんが、パシフィック・リムのファンアイテムとしてならば、間違いなく買いの一品です。

     
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2013/11/27